オウムガイ特殊部隊の作戦計画書から読み解く今回の事件。
スターダスト製薬という母体はそれなりに醜聞が広がって株を下げているものの、未だこうした組織的な行動を取れる力は残っている。某ゾンビゲーの死神がいる部隊みたいな。
作戦計画書は以下の3つがある。
Read more “特殊部隊作戦計画”
オウムガイ特殊部隊の作戦計画書から読み解く今回の事件。
スターダスト製薬という母体はそれなりに醜聞が広がって株を下げているものの、未だこうした組織的な行動を取れる力は残っている。某ゾンビゲーの死神がいる部隊みたいな。
作戦計画書は以下の3つがある。
前作からのプレイヤーキャラクター。
トク族というニューギニアに住む民族、または限りなくそれに近い血液を持つが故に、スターダスト製薬に目をつけられスタッフとして雇用、実験体にされてしまう。「第二宿主」と呼ばれる特性のおかげでゾンビ化はしなかったが、目覚めた当初は記憶喪失である。洋館内のファイルや研究報告書などを読んでいく内に、自身がどんな存在であったか、何を考えてきたのか、何をすべきだったのかを思い出していく。
最終的に爆発する研究所から脱出するが、スターダスト製薬にその身を確保されて護送。各種実験の後に第一研究所にて冷凍休眠することになる。
というわけでここから本編スティーブの話。
いろいろテキストを読み直していて、多分こっちのほうが読みやすい単語なんじゃないかなと思うことがしばしば。
全体的にちょこっと古い感じの訳が多め。
前回と比べて多くの怪物が登場した今作。独特の和訳が結構好き。
銃器研究開発課に所属しているシャーマンのメモはあちこちで散見される。
火薬の調合方法を記したメモ、武器の改造に関するメモなどがある。
なんとなくだがテンションがやや高め。
()内は脳内翻訳。
火薬調合
(中略)
セットリストはここにあるから、間違えナイように!
もしまた実験中に爆発が起こったら、厳しく懲らさせる。
(混ぜる前によく考えて『絶対に』間違えないように!)
(今度実験中に爆発したら厳しく処分するからな。)
シャーマンより
銃器研究開発課
武器改装
(中略)
追伸:Iシリーズは市販の普通の銃器模倣品に過ぎないが、それらに通用する部品を開発したのは大きな飛躍だった。だから素手で取付けたり、勝手に組み立てたりしないで。それらは見た目以上に壊れやすい。これらのプロトタイプは完璧じゃないが、やはり値段が高い!
(Iシリーズは市販の銃器の模造品に過ぎないが、それを改造して強化できるパーツを作ったのは大きな成果だ。だから素手で取り付けたり、勝手に組み立てたりしないように。見た目以上に壊れやすいから。これらのプロトタイプは完璧なものではないが、コストがかかっている(ので雑に扱わないように)。)
シャーマンより
銃器研究開発課
レールガン
(中略)
追伸:スペクトル放射線の簡単な説明。これは三原色法則だ。ある色に別の色を加えると第三色になれる…まだ分からない人はいないだろう!
シャーマンより
銃器研究開発課
主に武器は適切に扱えなどというものが多いが、一方で研究者としての一面ものぞかせている。
なお銃器研究開発課は廃棄された地下の工事現場にごみを放棄したり、廃棄された武器を適切に処分しないまま置いたりと結構適当。アレキサンダーはシャーマンの能力を買ってるためか、そういうことに目を瞑っているが、放棄された側の管理人のディックとはあまり相性がよくなさそう。まだ使えるものもあるのにもったいない、とディックはアレキサンダーに何度も言っているが「黙って自分の仕事だけしてろ」と言われている。
彼に関しては前作からの登場人物であり、続投しているキャラクター。
スティーブがコールドスリープから目覚めて以降何かと誘導してくれるが、あんまり信用してはいけない。第一コールドスリープのケースに入っていたスティーブの背中に堂々とマジックインキで番号を書いたんだ?思わせぶりにメモを1枚落としておくなら、番号だけ書いておけばよかったんじゃないか。……とツッコミどころは多々ある。
寝ぼけているスティーブをいいように誘導し、あんな危険な植物エリアにも「君なら行ける!」と押し込む人間である、碌なタイプじゃない。何度でも言うが人望はかなり低い。
一体何が起きているんだというスティーブに「ヨーロッパウイルスが広まっちゃった(テヘ」などという。いくらスティーブが眠っていたとは言え、いろいろな記憶は残っていると思うのだが……。
ここからネタバレなど。