Remothered: Tormented Fathers その6

続編出てるじゃないですか、いろいろ考察しようとしたけどやっぱり半端になった。

他の人の考察をちらりと読んでて「ああ」となったのは、あの謎の英文。
グロリアが赤い修道女になった時に叫ぶ言葉。

A child dreaming in REM phase,with open wings a MOTH is ablaze…And when his MOTHER screamed that much,a blood RED death bestwed its touch!
(レム睡眠に落ちた子は夢を見る、蝶は羽ばたき、母は叫び、赤い死が愛撫した)

この大文字部分を拾うと、「REM」「MOTH」「MOTHER」「RED」=REMOTHERDとなる。
なるほどーこういうの、案外気づかないもんだな。

こちらの方の考察を参考にした。2作品目については目を細めて読んだので見ていないことにする。

ジェニファー/リチャードの父親が出征したのはエチオピア。ムッソリーニ率いる軍隊へ吉兆をとかなんとかをジェニファー/リチャードの母親が手紙に残している。これは第二次エチオピア戦争の数年前の手紙なのだ。なんか勝手にアメリカが舞台だと思っていたけど、イタリアだね。ロッソガッロとかまんまイタリア。ワインもイタリア的。
っていうか、冒頭で若い男性が女性に言ってたね。イタリアに戻ってきたのはなぜかと。

父親が戦争から帰ってきたら変わっていたそうだが、これも戦争によるトラウマ障害なんだろうか?
続編に手を出したらわかるのかも。

疑問だけ箇条書きして今回はおしまいにしよう。

  1. ワイマンってなんぞ
    結局黒幕的なポジションなのに名前だけで、自殺してる。続編に出るだろきっと。
  2. 火災を起こしたのは誰?
    可燃性の液体を流して大火事になったわけだが、それをやったのは誰?
  3. フェノキシールってなんだよ
    1作品だけじゃわからないに決まっている。
  4. Flemingston Girls Insttituteてどこ?
    修道院と書いたけど、寄宿舎とか学院みたいなそういう意味なのかも。

以上!終わり!

Remothered: Tormented Fathers その5

フェルトンは問う。
自分が自分だとわかるときもある。ジェニファーとセレステの写真を並べても、どちらが娘なのか、判別できる時もある。
しかしそれは父親が許さなかった。父親が亡くなったあともそれは強くフェルトンを縛り付けた。
ジェニファーとしての生を捨て、リチャードとして生きなければならない。
フェルトンは長い間そうしてきた。しかし、セレステという存在が大きくなるにつれて自分自身が何者であったのかを思い出し、葛藤するようになる。セレステに対してジェニファーと呼び、自分を重ね合わせることも多くなった。
どこかで駄目だと思っていた。止めなければならないと思っていた。
それがリチャードとして生きることであり、父親の命令に従うことでもあった。

ローズマリーが目を開けた時、そこは食堂だった。目の前にはメトロノーム。
そしてそのテーブルの正面にいたのは……

ハサミで舌を切り取られている最中のフェルトンと、血まみれのグロリアだった。

で、グロリアはローズマリーのカバンの中を見たらしい。そこで彼女の素性を知り、激しく罵る。
「毒を持って失明させてやりたかった」
ん?あれ。これローズマリーもあの後遺症の影響下にあるってこと?
「お前を愛していた…お前を信じていた…」
以前から面識があった、または同じ生活をしていた?ローズマリーも元々はここの関係者である可能性。
「一度ならず二度も生き残った」
これに対してローズマリーは「ごめんなさい」とただ謝るのみ。
「姉妹の誓いを破った」
うーん、とても親しかったのか。

で、朦朧としているフェルトンに「ローズマリーがジェニファーですよ、あの存在をどうすればいいかもうおわかりですよね?」と唆してグロリア退散。舌を切られたフェルトンは、おぼつかないながらもしっかりとポリタンクに手をかける。
当然逃げないと死ぬ。ガタガタと椅子を揺らして、以前食堂で落としたシャンデリアの破片を使って拘束を解こうともがく。フェルトンはどんどん近づいてくるので、慌てる。しばらくムービーだったので……。
最後にライターを投げつけるQTE。

暗転後、既に火の気は収まった食堂。ローズマリーはフェルトンだったものを見つめる。
もう彼は生きていない。だから、ジェニファーももういない。
側に落ちていたエレベータークランクを手にしてその場を後にする。
向かう場所はもう一つしかない。屋根裏だ。

ということで、先ほど痛い目にあったにも関わらずもう一度エレベーターに乗る。今度は何もないよな、と油断していたらグロリアにつかまれた。そこのQTEで目に何かブッ刺したようなので、これが先ほど入手していたコルチゾールと注射器かな?これでグロリアも無効化されるといいんだが。
屋根裏に着いたらエレベーターは勝手に下がっていった。そして階下のドアからグロリアの声がする。やだーまだ生きてるじゃないですかー!

ここから屋根裏ゲー。ワインセラー並みに苦痛だったエリア。もう投げたかった。

グロリアに眩しい光を当てないとならないのだが、今度はブラインドのスイッチが壊れている。
それを直すためにもう散々屋根裏をうろうろし、迷い、蛾に捕まって死に、投げそうになった…。
ここはグロリアをいかに誘導できるかがキモなんだけど、焦ると投げるアイテム選び間違えるとか、空になってたとか、まあよくあること。
そしてやっと窓のスイッチ入れられるようになった!やった!今度こそ無力化したぞ!

って思うじゃない。
まさか抉り出すなんて思わないじゃない。
心眼使いなんて聞いてないよー!
まあその心眼を解放した状態のグロリアとは対決せず、窓から落とす。

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Remothered: Tormented Fathers その4

エレベーターからなんとか脱出して、グロリアの待つ医務室へ滑り込む。
でも大丈夫かなあ、この人、最初冷たかったし。で、ここでもどんどん事実が明らかになっていく。

  • グロリアはフェルトンの複雑な事情、ジェニファーのことも知っていた。
  • フェノキシルなどの薬物治療についても効果がなく、むしろ中毒になっていることも知っていた。

そんなグロリアからもらった変な色の飲み物をローズマリーは飲んでしまう。
が、そこで気づく……グロリアはどうやってここに入ってきた?
会話の中で、ここには檻も格子もあるから「出られない」と言ったのに、どうやって入った?またはいつからいたのか?鍵をこれ見よがしに門柱のところに置いて、ローズマリーが侵入するのを待っていたのはもはや明らかである。
そのグロリアの正体は……赤い修道女だった!そんな気はしてた!!
蛾に包まれて姿を変えていく時のセリフがわからなかったので、他の動画で見直したけどわからなかった。なのでここは適当翻訳をつけておく。

A child dreaming in REM phase,with open wings a MOTH is ablaze…And when his MOTHER screamed that much,a blood RED death bestwed its touch!
蛾の翼が燃える夢をレム睡眠下の子供がみたときに母は叫び、その声が赤き血となり死を与えた。

わからーん!儀礼的なもの?重要語句は大文字になっているので、まあおそらくこうでしょうという。
その血のせいで赤い修道女になったのか。
グラス投げつけたらマネキンになってしまった。
そして手に入るのがグロリアのカルテ。

  • 38歳の時に強い頭痛および視力欠如のため緊急入院=割と最近?
  • コルチゾンの摂取および視神経の半永久的な損傷が引き起こした幻覚角膜症(視覚的光感受性)の急性の悪化が、極端な視覚的光感受性発作を引き起こしたらしい。つまり、グロリアは目が弱点?
  • インスリン欠乏症、潰瘍、記憶の欠如および幻覚を引き起こしたと疑われる医薬品汚染に加え、広範囲に渡る節足動物系の寄生虫症を治療するためにコルチゾンを摂取したが、不思議なことに、患者の治療過程を加速しつつ、組織を強化した。

火事から難を逃れたアッシュマン家の娘が蛾に寄生されたというような記述は、前に読んだ修道女の写真の裏のメモにもあった。コルチゾンはステロイドホルモンの一種なので、即効性は高い(と思われるしゲーム中にもそう書いてある)。しかもそれで身体が強化されるなんてもうそれ別のゲームや!

  • コルチゾンの副作用としては、痛みを伴う脳痙攣や強い偏頭痛を引き起こす可能性があり、これは視力障害のように不可逆的なものである。

診察した医師の結論:
いいか、絶対にグロリアにコルチゾン使うなよ!アレルギー反応(アナフィラキシー的な?)起こすぞ!絶対に日光とかの強い光を直視させるんじゃないぞ!いいか!絶対だぞ!

でもたまたま床にコルチゾール落ちてて、朦朧としながら棚を漁ったら注射器も見つかった。
これはたまたま。冒頭で焦ってたグロリアが自分で落としたはず。

変な飲み物の影響でローズマリーはふらふらだが、グロリアを倒す手段を手に入れたことで再び洋館の探索へ………

と、思ったけど大して移動しないうちに殴られて気絶。

Remothered: Tormented Fathers その3

ストーリー掘り下げたいので日本語で。

寝室で見つけた12人のシスターの写真の裏のテキスト。
これはおそらく寝室に閉じ込められたフェルトン夫人のものだろう。
ここからわかるのは

  • 火災の際にアッシュマン家の娘が生き残った
  • その娘は「あれの一部となった」=蛾に規制?=襲ってくる赤い修道女がアッシュマンの娘?
  • フェルトン夫人とセレステは過剰な催眠治療に耐えながら、復讐の機会を伺っていた

ということ。
この後屋根裏で一悶着あり、電池を抜いたら激おこされて修道女共々追いかけられる羽目に。
その間に一つ判明したのが、ローズマリーが指名手配されていたこと。電気配線工事の男性の頭部を殴り、書類を見てバンを奪って逃走したとのこと。ローズマリーも普通の手段でここにくることはできなかったのか…。少なくともスーツ姿の上品な女性が工事用のバン乗ってたら変だなあと思うけど。
書類を見て、ということなのでジェニファーの写真を咄嗟に見たとか?まあ推察はここまで。

奪った電池を地下室のはしごにセットして、上にあったオイルを入手。
2階の行き止まり角にあった意味深な暖炉の奥に、封印されたセレステの部屋があった。
ここでも再び謎。

  • なぜジェニファーになってしまった?というメモ=ジェニファーとは人格なのか?
  • セレステはやはり家に戻ってきた。しかし夫人とともに監禁された。
  • 上述の通り催眠療法によって日に日に記憶が薄れていく恐怖がテープレコーダーに残されている。
  • 「世界のてっぺんで会おう」とは一体?

そのあと、セレステたちが屋根裏に逃げるためにこっそり用意したクローゼットに侵入するも、あえなく落ちて地下水路へ。ここで「これいる?」的なQTE。上から修道女がストゥみたいなものを突き刺してくるので、AかBで回避するんだけどこれ苦手。勿論刺さったら即死。一応下水に落ちたところと、中間地点からやり直しはできるんだけど、自分の反射能力の低下に嘆く羽目に。

下水からなんとか這い上がって拾った写真を見ると、バラのコンクールか何かで一等賞をとったものらしい。
しかしその裏に書いてあったのは、

1929年

最愛の夫へ

私たちの可愛い娘、ジェニファー・R・フェルトン、私たちの瞳の光、園芸に恵まれた天賦の才に恵まれ勝利をおさめました。

彼女の勝利があなたにとって、そしてエチオピアのムッソリーニ率いる軍隊への、吉兆となりますように……

あなたを恋しく思っています。

あなたの恋人。

んんん???
時系列的にセレステもローズマリーも関係ない、あの裸エプロンの世代。
R・フェルトン……裸エプロンはリチャードだ。あれ?でも可愛い娘?

というわけでここから情報が増えていく。

  • フェルトンは実は女性だった(!)本名はジェニファー・リチャーディ・フェルトン。
  • しかし1930年にエチオピアから帰国した父親が、男性として生きることを強要する。その結果、ホルモン剤などを過剰に摂取したため強いホルモン障害が残った。しかし病院で検査をされるとそれがバレるので検査を拒否して隠居した。
  • セレステに執着したのは、育っていく娘が自分の記憶と交差するから。嫉ましくもあっただろう。
  • 上記のことから強く抑圧された「ジェニファー」という人格がフェルトンの中に存在している。
  • フェノキシルを使ったのも「ジェニファー」という存在を消すためだった。しかしその強力な、禁忌とされる薬でさえも「ジェニファー」を消し去ることができなかった。
  • トリガーのひとつであったセレステを殺したのも、トリガーが消えれば「ジェニファー」も消えると思ったのか。

ここからワインセラーの攻防スタート。途中フリーズして下水からやり直しになったのでかなりぐったり。
セラーも迷路状態+ジェニファーうろうろ+蒸気が邪魔なのでパイプを操作しなきゃならなくて、ネイルガンを奪えばよくねとか思ったり。

這々の体でボイラー室経由で屋敷のランドリールームに戻ってきたものの、どこにいくねん……なんかジェニファーもついてきちゃってるし……としばし悩んだら、エレベーターがこれ見よがしに動くようになってる。こういう非常時には乗らない方がいいんだけど、乗らないとゲーム進まないから乗る。

そして結局落ちるエレベーター。
一階まで落ちるとシスターと遊べる(即死)。
ボタンを押してもダメ、扉を調べたらなんとか進んだ。グロリアが出勤してきて異常に気づいたっぽいが……?

Remothered: Tormented Fathers その2

貴重でもない背中側。紐が垂れてて食い込んでいるように見えなくもない。

例によって新聞記事が小さすぎて読めなかったので転記。
しようとしたが日本語も怪しいので大体をまとめた。

  • 誘拐と放火が疑われた、アルバート・エリアス・ワイマンが告発に耐えられず首吊り自殺した。
  • ワイマンは(諸々の)証拠の欠如のために無罪放免されたが、地域団体はワイマンを激しく非難。
    なんでも彼は1971年11月14日、フェルトンの夫妻の養女、13歳のセレステの失踪から1ヶ月経った後、自殺を図ったようだ。
  • 失踪が実際に誘拐であったことを示す証拠はないが、若いセレステの失踪へのワイマンの関わりが疑われていた。
  • 6日前に起こった、アッシュマンの娘を含む12人の修道女たち全員が命を失った、クリスト・モレンテ修道院の火災にも関わりがあったと、訴えられていた。
  • ワイマンは、危険な寄生虫を広める非認可医薬品の実験のために、同社を使用していると非難した元ビジネスパートナーであったフェルトン家と農場本社の従業員であるアッシュマン家を数回脅迫した。
  • 死の前にワイマンは、他の件については無罪を訴えたが、彼はロッソ・ガッロの汚染事件への関与については特に否定することはなかった。実際、ワイマンは「この蛾とその生態系にある増殖機能が、現代医学に欠けているものなのかもしれない」と述べた。

ワイマンが明らかに元凶っぽいけど、セレステの件とはまだ微妙に線が繋がっていない。

  • ワイマンはまた、病気を治すために禁止される以前に数年に渡ってフェノキシールの試薬ナンバー1を服用していた、リチャード・フェルトンの代理となると言った。
  • フェルトンは全く異なる状況でこの病気に罹患していた。
  • 火災前に検査を受けていた修道女たちはインスリン値の上昇に加えて同様の症状、フェノキシルの試薬ナンバー2の乱用に起因する突発性線維性角膜炎(光感受系発作および弛緩性神経損傷)を引き起こす可能性があるコルチゾンに対するアレルギーなどを示していた。

試薬ナンバー1と2。やばそう。正規の薬じゃないあたりヤバそう。

  • よく知られている数々の禁忌に加えて試薬ナンバー1は、さらなる副作用がある。

数々の禁忌がすでに知られているっていう時点でもうダメだと思うが、それにすがる理由もあったのかもしれない。

  • それは大脳皮質損傷、幻覚、記憶喪失および記憶変化などがある。

もう人格ごと変わっちゃわない?
副作用が主作用みたいに入れ替わっている気もするが。記憶を消したい、変えたいみたいに。

  • 一方で、最初の捜査にてロッソ・ガッロの土壌汚染に使用された水道管に、可燃性液体を注ぐことで、大火災へと煽られたということが確認された。修道院と同様、農場およびアッシュマン家の全体が、炎によって全壊されたと報告されている。

水道管に可燃性の液体を流して、それが元になって大火事になったと…。どんな水道管だよ。

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新聞の裏はちょっとしたお遊び?それとも本気?w

シナリオの方はセレステとジェニファーの二人が出てきた。
再生されたフィルムの冒頭は、フェルトンが催眠にかけられて父親のことを思い出すところから始まる。父親はエチオピアから帰ってきたら別人になっていたという。暴力は振るわれていないという半面で、父親のことを怪物だというフェルトン。父親にとってフェルトンは失敗作だったという。

父親とジェニファーとの関係はなんなのだろう。
フェルトンは、ジェニファーを「生まれてくるべきじゃなかった」といいつつも「求めて」いた。それを止めるために父親がフェルトンに暴力を振るったり傷つけたりしていた。

?????

セレステという娘は、フェルトンとアリアンナ(奥さん)の間のかすがいだった。
見合いも同然で愛情もなかった二人の間の、唯一とも言える安らかな存在だった。
そのセレステが失踪した。
そして何日か後に玄関の扉を叩いた。
しかし、そこにいたのはジェニファーだった。

ん??んんん???

フェルトンの苦悩や病気の原因もジェニファー。そしてさらに追い打ちをかけにきた主人公、ローズマリーもひいてはジェニファーが遠因だという。
結局フェルトンはジェニファーが寝ているところを殺す。
もうどこにもいかないように。もう誘惑しないように。

セレステは娘。ジェニファーとは一体?セレステよりも前に存在していた?

ゲームの方は赤い修道女が出てきた。SS撮り忘れたけど、CMとかに出てきたあの赤くて大きな帽子をかぶった人。修道”女”という割に声はおっさんなのだが。こいつがまたしつこい。
これから全裸エプロンに加えてこれが屋敷中をうろつくのだと考えると、窓ガラス割って逃げ出したくなる。