「……イーサン……」と呼ぶ声で目を開けると、目の前にベイカー父が。キャラは再びイーサンに戻っている。身構えるイーサンに対し、ベイカー父は危害を加えるつもりはないから安心してくれという。

まあ抵抗しようにも動けないので何にもできないわけだが、ベイカー父……ジャックは語り始める。今までしてきたことはエヴリンの所為だったと。一度「感染」してしまうと、暴力的な衝動が抑えきれなくなるのだと。彼女のせいでジャックも、マーガレットも、ルーカスも変わってしまったと。

エヴリンは沼地の近くでジャックに発見されて保護された。ベイカー家は元からおかしな一家だったわけではなく、エヴリンがきた時を境に変わってしまった。人の中に無理矢理入り込み、人格を変えてしまう。抵抗できないということは、自我がある程度残った状態なのだろうか。そうだとすると、かなりエグい話になってしまう……。
ジャックはいう。すべてはエヴリンが鍵だと。イーサンなら彼女を止められるはずだと。そして最後に懇願する。
「イーサン、家族を自由にしてくれ。お願いだ」

意識を取り戻すと、まさに目の前でミアとエヴリンが言い争っていた。イーサンに手をかけようとするエヴリン、それを止めるミア。少しずつ顔を覆っていた殻が剥がされてゆき、ミアの姿を捉える。
ミアはもう時間がないと言う。そしてイーサンにエヴリンの組織が入った小瓶を渡す。侵食されていったミアは、再びイーサンに襲いかかる。逃げ場はなく、落ちているバールのみが頼りという状態。またミアを手にかけてしまうのか、と思いつつも血清のときに見捨ててしまったこともありここは鬼になって倒さなくてはと思った。

ミアは死んだ。白く、石灰化して跡形もなく消えてしまった。
ベイカー家も、ミアも、アランも、みんな巻き込まれた。家族にならなかったから。全ての元凶がエヴリンだと確信し、彼女を倒すべく先に進む。