Remothered Broken Porcelain メモ7

まず資金源から。

25,000,000£をステファノ・アッシュマン(ロッソガッロ農場)に贈与する
署名:アリアンナ・ガッロ

そしてここからワイマンの狂気について。

私は、なんとかその蛾とメンガタスズメを繁殖させることができた。
寄生生物の合成により、フェノキシルプロトタイプ2が生まれた!
クリスト・モレンテ修道院の修道女たちは、私を指導者、すなわち彼女らの思考の延長線上に存在するものだと考えている。メンガタスズメから受け継いだ光への恐怖を正当化するため、私は彼女らに視力の損失は神からの贈り物であると信じ込ませた。
しかし、修道女の中に仲間より優位に立とうとしているものを見つけた。グロリア・アッシュマンだ。彼女は指導者である私にしばしば反抗する。私は、反抗の指導者として、さらに新しいメンガタスズメの母として、彼女が周囲に及ぼす影響を感じ始めていた。
万一手に負えない事態になっても、私はその他の選択肢は選ばない。「ポーセリン過程」に入る危険があっても、集団催眠を行うしかないのだ。

 

A.E.ワイマン

そうか、ワイマンはただの医者ではなく、修道院の指導者だったのか。だから修道女たちは彼に従った、それこそ盲目的に。フェノキシルによる視覚的光感受性発作をあろうことか「神からの恩寵」とのたまった。しかしそこまでしてワイマンが修道女たちの指導者になれたのはなぜなのか?それもまたメンガタスズメの催眠なのか?わからん。

そして修道女たちの中でも、抜きんでていたのがグロリアだった。
彼女がメンガタスズメの新しい母となった?確かに前作グロリアの蛾パワーはすごかった。

ワイマン氏の自殺、新情報なし

ワイマン教授の自殺に関する調査はまだ続いているが、事件を解決する重要な証拠がまだ見つからない。自殺が偽装であることをほのめかす手がかりはあるものの、当局は捜査を終了し、事件は迷宮入りした。

ちょっと当局!結構捜査いい加減じゃない?

さて、上のワイマンの手記の最後に書かれていたポーセリン過程について。
それを理解する前にメンガタスズメの催眠について軽くおさらい。

  • 指導者:集団催眠を起こす大元
  • 媒介者:指導者からの念を受け取り、それを増幅させて他者に広げる
  1. まず指導者が媒介者をメトロノームなどの音をスイッチとして催眠を誘発させる
  2. 媒介者がそれをたくさんの人に広めることで集合意識がうまれる
  3. 1で選んだ媒介者とは別の媒介者を目覚めさせると、集団催眠の無限ループが終わる
  4. 我に帰ったら記憶はなくなってる

ただ、このような手順を踏まず途中で催眠が強制的に途切れてしまった時に、ポーセリンという過程が生じる。ポーセリン=破砕、つまり指導者の意識が断片化される。そしてその意識は媒介者に吸収される。指導者の身体はメンガタスズメに支配され、心は媒介者にとらわれ、自分のコントロールを失っていく。
そして恐ろしいことに、催眠状態は継続しており延々と催眠のループが広がり続ける。別の指導者がこのループを断ち切らない限り、寄生生物は感染した対象者にどんどん広がっていくのだ。

おそらくワイマンは指導者だった。組織的な意味での指導者と、この催眠説における指導者、おそらくこの二つの意味でもある。そして集団催眠を行った際、なんらかの形でポーセリン過程へ移行してしまい破砕した。屋敷に残り、異形と化しているのはこのポーセリン/ワイマンである。

もう少しワイマン劇場にお付き合いください。

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Remothered Broken Porcelain メモ6

ここでまたゲームに新たなスパイス。
セレステが女王として目覚める。

I know you can hear me… You can do it,concentrate,release what you are holding inside of you.
You ARE – a – Mother Acherontia,the moths…are listening to you.
What you have is not an illness,it’s a gift…a gift…use it…you can do it!!

聞こえますか………今、あなたの心に直接語りかけています………
集中してください、あなたの力を解放するのです………
あなたが持っているのは病気ではなく特別な力なのです…………

いや、訳は大体あってると思う()。
いい感じの和訳は拾って来た。

あなたに私の声が届くのを知ってる。
できるはずよ、集中してあなたが内に秘めているものを解放するの。
あなたはメンガタスズメの母、蛾を使役できる。
病気なんかじゃない、特別な力なの。あなたならできるはず!

というわけでセレステ覚醒。ゲーム的には面白いかもしれないが、設定だけ知りたい邪道な自分にはちょっと面倒だなというシステム(システムいうな)。蛾を使役していろんな仕掛けを解いていってね!
ここまできてしまうと、前作のストーリー重視からアクション的な要素が強くなってる気がする。あの重すぎる設定が逆に謎めいていてよかったのだが、エスパー蛾になって困難をかいくぐっていくのかあ…………。

冷凍庫で蛾の力を解放してから、なんだかんだでレストランから脱出したいのだが、ここにきて敵がエリサ、ステファノ、アンドレアと3人に増えてしっちゃかめっちゃかに。もう隠密とか関係ない、ひたすら撒くだけである。犬を黙らせてその先のバルコニーに行くと、でたよ赤い修道女…………。
今回は火炎放射器?火を操っている。赤い修道女にとって火はトラウマな気もするのだけど。
で、敵が増えたのかよ!4人相手とかまじ無理!と思ったら、女性が一人「しょうきにもどった!」といってセレステを助けてくれる。彼女はエリサらしい。お前さっき私を追いかけてたやんけ。

エリサは冷凍室でセレステがぶら下がっている時に、通信してきた相手ということがわかる。ということは、エリサもエスパー蛾である。ただし、彼女は蛾を直接使役することはできなくて、離れた相手との意思疎通を行うことができるだけのようだ。そのエリサの指示に従って蛾を操作する。あれ、なんのゲームしてたんだっけ。

しかし赤い修道女はかっこいい。
ブラボにいそう。

エリサ曰く、修道院の火事で全員死んだわけじゃない。生き残ったものがいた。それがグロリア・アッシュマン。つまり、あの赤い修道女は前作と同じくグロリアだということ?
そして、自分たちはメトロノームの放送を聞くとおかしくなってしまうとセレステに言う。
つまり催眠状態になってしまう。
セレステは女王だから当然メトロノームの暗示にはかからないので、その放送する音源をどうにかしてくれと。音源ぶっ壊したらみんなしょうきにもどってくれるのかな…………。

Remothered Broken Porcelain メモ5

ステファノの電話に残されたボイスメッセージ。それはアリアナという女性からだった。

前作と今作で固有名詞の日本語訳も荒ぶっているので迷ったのだが、これはおそらくアリアンナ・ガッロ。リチャードの妻であり、フェルトン夫人である。そしてセレステの養母でもある。
どうやらステファノは彼女に何度も無言電話をかけていたらしい。冒頭でもかけてて、アンドレアに声かけられてビクッてしてたね。何かを話すでもなく、ただただ執着しているだけで気持ち悪い。
元々アリアンナはステファノの恋人だったのだが、おそらく見合い結婚のときに別れてリチャードのもとに嫁いだ。前回の記事で、リチャードとの結婚は冷め切ったものだったと書いてしまったが、それはアリアンナから見たらまた違うものだったようだ。おそらく彼女は彼女なりに、リチャードの屈折した人生を理解して支えようとしていたのだろう。事件が起こり、一人娘も失った孤独な夫婦をどうか放っておいて、それがアリアンナの願い。だから、ステファノとは縁を切った。

しかしステファノはそれが納得できない。
なんでアリアンナは戻って来てくれないんだ、あの忌まわしい薬のせいなのかとだんだんおかしくなっていく。
いやー遅かれ早かれアリアンナは離れるべきだったよ、こんな男から……。

で、またメイスン……じゃない、現在の時系列でローズマリーが皮なしステファノの話を聞くシーンに戻る。
ここで彼が得意げに語るメンガタスズメとは、恐らく蛾のことなんだろうけど怖くて調べる勇気がない。あの「羊たちの沈黙」の映画ジャケットに使われたのもこの蛾らしい。前作がクロックタワーに影響を強く受けたというのに対し、今回は羊たちリスペクトしすぎ。クロックタワー的な感じはしない………。

まあ、その蛾が持つ交信システムを人間に組み込んだらどうなるか?
感覚を使用せず、思ったことを送信できるようになるーーテレパシーが使えるようになる!すごい!
…………すごいか?

ただ、この手の生物ーー蟻とか蜂ーーは女王の存在がある。その女王の元で命令に従って統率を取っているのだ。これを人工的に再現しようとすると、一旦人間を催眠状態にする必要がある。そこで使われたのがメトロノームというわけだ。ただ一人一人をメトロノームの前に座らせていたのでは拉致があかない。館内放送とか使っても、場所が限定されてしまう。この手の仕組みが目指すところは単純だ。女王を生み出せばいい。

そしてその女王はセレステだった。
(英語でQueen Beeって言っちゃったけどQueen Mothが正しかったりして)

なんどもいうが、セレステの母親が大量のフェノキシルを服用したことにより、その作用がまだ胎児であったセレステに蓄積されていった。完全に憶測だが、後天的にフェノキシルを摂取した人間よりも、先天的にフェノキシルを吸収しているほうがより耐性が強くなったのではないか。栄養とともにフェノキシルが胎児のもとにたどり着くのはすぐではないし、ある程度は母親の胎内で吸収されている。
だから緩やかにフェノキシル中毒にすることができたのではないか。

まあ難しいことはこの辺にしてもう少し胸糞展開が続く。

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Remothered Broken Porcelain メモ4

あ、ありのまま起こったことを話すぜ……俺はステファノ・アッシュマンに話を聞きに行ったと思ったら、またアッシュマン・インに戻っていた……。操作するのはジェニファーに戻ってるし、アンドレアは生きてるし、ワイマンは元気に落下攻撃仕掛けてくるし、階段から落ちたのはあくまで事故だっていうんだ……
な、何を言われているのかわからないが、俺も何が起きたのかわからなかった……
事故とか薬なんてもんじゃ断じてねえ……もっと恐ろしいもの(シナリオ)の片鱗を味わったぜ……

しかもこの後立て続けに展開が変わるので、もうプレイヤーも薬の影響を受けている気がしてきた。

あんなにジェニファーの言うことを信じてくれなかったのに、リンが血相を変えて脱出しようとジェニファーを起こしにきた。あなたの見たワイマンを私も見たわよ!と。

A・E・ワイマン教授の自殺は偽装か?

伝えられるところによれば、教授はクリスト・モレンテ修道院の放火に関わったとして非難された後、11月14日に首吊り自殺をしたそうだ。アルバート・イライアス・ワイマン教授は、リチャード・フェルトンの容姿の娘の失踪後、多数の脅しを受けていた。
リチャード・フェルトンはフェノキシルの研究及び実験に関与していることで世間から叱責を受けていたが、これもその後証拠不十分により却下された。
ワイマンの家族は標準的な手続きを取らず、警察の詳しい検死を拒否し、焼却と埋葬を急がせた。検死官、家族親類、また彼の元ビジネス・パートナーのステファノ・アッシュマンによって遺体の身元が確認されていたにも関わらず、なぜ家族が焼却と埋葬のプロセスを急いだかを当局は不審に思い、死の偽装の疑いを募らせた。

ワイマンよ、色々詰めが甘いぞ……。
結局自殺偽装も早々に怪しまれてるじゃないか。遺体の身元確認をしたのもほとんど身内だし、怪しい。
そしてホテルにいる怪しい大人たちがジェニファーをセレステだと思い、狙いに来ていることをリンが教えてくれる。リンは、本当は最初からジェニファーを他のところに逃がそうとしてたのかな。一緒に仕事したくないみたいなことを冒頭で言われたような気がしたけど、あれも突き放そうとしてたのか。でも全部裏目に回ってしまった。

なんかリンに見覚えあるんだけど気のせいかなあ。ローズマリーのレースのカーディガンと一緒なだけか。
そのリン曰く、

  • ジェニファーの母親は薬をたくさん飲んでいた
  • その効果はジェニファーにも影響している
  • しかもジェニファーはその薬の作用と共存し、更にコントロールすることもできる

えっ…………なんかすごく嫌な予感するんですけど…………。
最初はジェニファーだから、前作フェルトン、リチャードの話かと思った。
ところがどっこい、ジェニファーと勘違いされてるセレステの話らしい。
しかし、セレステはフェルトン夫妻の養女であるから実の母親のことはさっぱりわかっていない。

たくさん薬を飲んでいた、ということは修道院の関係者でワイマンたちの研究のため飲まされていたのか。

「メンガタスズメの母が玉座への脅威を感じると、他者をあやつるためにあらゆることを行い、脅威を取り除く」

客室で爆睡する支配人、ステファノのオフィスに落ちていたセレステの捜索チラシ。そこに添えられたワイマンのメモ。
「彼女こそあの少女だよ、ステファノ!養子ではなかったんだ!奴らはずっと彼女を遠ざけて隠し続けていた!君は騙されていたのさ。全部嘘だったんだよ!彼女を見つけないと!ーーーーー君の友、ワイマン」

意味はわからんが、セレステは養子じゃなかったってこと?じゃあ実子?
いや、生物学的に無理だと思う。前作のことを考えるとセレステがリチャードとアリアンナの実子ということは考えられない。ということはどちらかと血の繋がりがあった?
リンが言っていた、薬をたくさん飲んでいた母親とは?
アリアンナは農場の経営者であったが、リチャードとの結婚は冷め切ったものだった。結局狂気に駆られたリチャードによって寝室に閉じ込められるのだが、何かの病気だったという描写はなかったはずだ。薬漬けにされたのも監禁されてからのはずだし、その頃にはセレステも一緒に閉じ込められて薬を飲まされていたから時系列がおかしい。

ということは、だ。

元々大量に薬を飲むほど病気を抱えていたのは誰か?
一人しかいない…………。

Remothered Broken Porcelain メモ3

アンドレアはカラスを飼っている、それもたくさん。
それらが時にジェニファーに気づいて鳴きたてることで存在をアンドレアに伝えたりする。
その”可愛い子どもたち”の部屋の壁にマスターキーをかけて、隣のソファで寝落ちするアンドレア。
あかん、前回の裸エプロンもそうだったんだけど、恐怖の存在がそのうち面白くなってきてしまう。そこで寝るんかーい!
絶妙にジェニファーの進路を防ぐのだが、防ぐ手段が前回よりも多くなってて面白い。

増えたといえば、今回は敵に対して攻撃ができる。
チュートリアルでアンドレアを倒せというものがあるが、ステルスで後ろから攻撃してダウンさせるというもの。
前回以上に陽動アイテムが重要になる&アグレッシブな探索ができる
ーーのだが、MGSを筆頭としたステルスゲーが苦手な自分には辛いシステムである。
でもRemotheredは設定が面白く興味深いので気になっちゃう。
せめて完全に沈黙させることができればいいんだけど、それは違うゲームになっちゃうかな。

〜なんだかんだでアンドレアと鬼ごっこ〜

死んだのかはわからないが動かなくなった。マスターキーもとれた。
しかしその後まもなく階段から落下攻撃をされてジェニファーは結構な高さから落ちてしまう。

〜数年後〜

急に数年後に飛ばされる。
テレビのニュースは、フェルトンの死亡を告げている。あっさりジェニファーという名前もバラしている。
庭ではグロリアの遺体も発見されているが、切断された状態というのは何だろう、目玉?
そしてここで登場するのがローズマリー(?)。タバコと髪型で判断したけど、グラフィック違いすぎない?
時系列が一気に前作の続きになったのに、なんかすごい違和感。

前作ローズマリー。このクラシカルな感じが好きだった。

今回の。誰?

そしてこの段階でローズマリー=セレステ説は崩壊。この女性はセレステの行方不明のチラシをみて、セレステがなぜ家出したのか問うている。
と言うことは、セレステ本人では無い。そしてその横には、ジェニファーの経歴書がくっついている。これはフレミントン女学院の書類らしい。

  • 姓は不明、名はジェニファー
  • 年齢は15歳
  • 両親、出身地ともに不明
  • 軽犯罪の窃盗、住所不定。寡黙、反抗的、一人を好む性格。両親に関する記憶が欠如しているか、情報提供を拒んでいるようだ。過去の記憶が抜け落ちている。同年齢の学院の少女や指導教員と親しもうとしない。しかし、楽曲およびピアノの音楽作品に対する特別の才能を示している。
  • 身元引受人:ステファノ・アッシュマン/36歳、未婚
    ホテルの使用人にするため引き取り。

この女性がアッシュマンに会いにいくところから物語がまた展開していく。

アッシュマンは現段階で何があったのかわからないが、顔を失っている。
ちょうど映画「ハンニバル」でレクターに唆されて自らの顔の皮を剥いだメイスン・ヴァージャーのように。
彼女は行方不明になったセレステと、アッシュマン・インに雇われたジェニファーは同一人物では無いかと指摘する。「たまたま」慈善事業を行って、「たまたま」孤児たちを社会に戻すため、「たまたま」みつけたのが記憶をほとんど失っているジェニファーだった。そんなことはあり得ない。ジェニファー=セレステだと知っていたから手元に置いた。アッシュマン…ステファノにとって、セレステは他とは変えがたい存在だった。