アナザーシナリオ、Transmitter編はコダイスミオが主人公。
最初は本編のCorrectnessとどう繋がるのかさっぱりわからなかったんだけど、Transmitterは前作のシルバー事件後の24区凶犯課のお話。

スミオとサクラが冒頭で見ているのは、ナイフで殺されたと思しき女性と、その横に立つ男。男はクルミザワである。しかし、この映像が合成なのか、本物なのか、人形を使っているのか、見分けがつかない。
そこでスミオは科研のキラに映像の鑑定を頼む。その一方で、サクラにはフリーの【観測者】を探して情報を求めろという。観測者って一体なんだ…。
ともかく科研のキラは2秒で映像を解析し、これが実写である事、そしてこの場所がどこなのかを粒子構造によりあっさり突き止めた。有能である。

サクラはフリーの【観測者】を探し、クレイジーケンの元にたどり着く。
【観測者】の間ではクルミザワは誰でも知っている存在。しかし、観測者たちは常に怯えている…クルミザワに監視される事を。クレイジーケン自身も、クルミザワと接触したことはないが「目があった」ことがある。その瞬間に「世界から取り残された」気分になったという。
離人感のようなものだろうか?ケンはクルミザワからのメッセージだというが…。故に他の観測者もクルミザワを畏怖している。うーん、この世界でいう【観測者】が一体どういう存在なのかがわからん。ケンみたいにちらほらいるみたいだけど、その上の存在がクルミザワってこと?

そのクルミザワについては、少し前にハラキリバッティングセンターでクロヤナギからスミオは話を聞いている。実態のないクルミザワ、それを追っていたのが部下のシロヤブ。しかしそのシロヤブが消えてしまった。
スミオは「25区にいたか…」というが、クルミザワってもともと24区の人なのか。それともそういう存在なのか。

クルミザワは観測者である
観測者は人間サーバーである(エクサバイトの大容量記憶装置器)
住民の特化した観測情報だけを記録する究極的なマルチパーパスソリューション
人間の体を応用した人体機器
個体で完結する事でセキュリティの概念も変わる

こんなのクロヤナギにもわからない。
もう少し噛み砕いていうと、観測者は普通と異なる存在である。
そして24区を温床としたのカムイの遺伝子がぶちまけられた。
クルミザワはその前兆に過ぎない。
カムイ絡むとわからなくなってくるんだけど、カムイがまた動き出すとかそういうことなのか?覚醒したシロヤブのことも表しているのだろうか?

場面変わってこちらは24区の別働隊。コシミズとチルコがコンテナの一角にいた。チルコのエスパるで見た結果、この小さな、何からも遮断されたような空間、ここにクルミザワがいたという。でも、ここでのやり取りがさっぱりわからなかった。チルコが倉庫全体、クルミザワのことを「テープ」というのは、恐らく前述の「観測者は大容量記憶装置である」というのと同じだろう。
だから、その「テープ」を見ればすべてがわかるという。

エレベーター?の中のクルミザワはどうみてもポリゴンである。
コシミズ「どういうポジションでいることがベターなのかもさっぱりわかりません…」…プレイヤーも同じだ。さっぱりわからない。
チルコのいうことをまとめていくと、クルミザワは単なるデータになったわけではない。意識体であるが、別に霊とかそういうものでもない。クルミザワは意識を切り取って、どこにでも合成できる存在になったのだという。
だから、このエレベーターの中にいるクルミザワは、クルミザワが切り取って合成した存在なので、つまりクルミザワの実体ということだ。

どうでもいいけど、このチャプターの背景がとても綺麗で好きです。

スミオとサクラは科研で判明した事件現場と思しき場所へ向かう。そこは一見普通の団地のようだが、なにか違和感がある。クルミザワの部屋を探すのはそんなに難しいことではなかった。部屋に鍵もかかっていなかった。

部屋には何もない。ベランダに出てみると、そこにクルミザワがいた。

相変わらず不安定なカクカクした存在である。そこで彼は自分についてようやく語り始める…。

「これは報復です。粛清の時は去りました。
 もう痛みに耐えることはないのです。我々は到達してしまった。
 この視界の先には死界が見えます。観測された者たちの墓場…。
 同じ目線ではなくなってしまったのです。そちらに下がることもできない。
 こちら側に立ってもらうこともできない。共鳴することは二度とありません。
 (決裂したのかというスミオの言葉に対して)
 私の解釈ではなく私の総意です。
 時代の闇に生きてきた隣人たちの総意と叫びが私という観測者を作りました。

クロヤナギじゃないけど??状態である。考察できない。
そしてこれからはコチラ側のライフウェイトを測るという。人の命の重さは千差万別であるとクルミザワはいう。まあ、格好つけて人の命は等価だと言っても、やっぱりどこかで不公平だという気持ち、わからないでもない。

スミオはクルミザワのことを正体のない存在だと理解する。
チルコと同じ解釈ですな。実在はしているけれど場によって合成したクルミザワとなるから、不安定な存在に見える。それだけのことだった。

オルタナティブバッティングセンター。
ここではまだシロヤブとクルミザワが言い合っていた。映像風だとそんなに過激じゃないのに、実体のような姿になると過激発言が増えるクルミザワ。
テツさんじゃないけど「撃ち殺しちゃうぞ」という空気の中、響く銃声。
シルバー事件も、25区の話も、暗転銃声が定番でお約束。
その先に何が見えるのかちょっと怖いけど期待してしまう。

撃たれたのは、シロヤブ。
「頑張れ、シロヤブくん。張り切って討ち取って来い。
 クルミザワの首を掲げろ」

「でもな カムイは消えろ」

結局シロヤブはスミオに撃たれた。クルミザワがどうなったのかはわからない。
わかったのは、確かにシロヤブの中にカムイがいたということだ。スミオはカムイを狩る。だからカムイという存在が広まる前にシロヤブを片付けた。
シロヤブを撃ったけど、シロヤブにクルミザワを捕まえて来いという。これはシロヤブがまだ行動できる存在だと知っているのだろうか?