公爵は収容所を開放して同胞を蜂起させる目的だとデニムに話した。だから彼らはこの街にきたのだ。けれど、実際に収容されていたものたちの口から出てきたのは、もうこれ以上争うのは嫌だという言葉だった。
ヴァイスはなんとかしようとするが、収容されていた者たちの答えは変わらない。
そんなときレオナールがデニムに声をかけた。

………まあプレイヤーは知ってるんだけど。
今回はLルートなのでこれには頷かざるを得ないのだが、ロウ(正義)というルート名に皮肉を感じる。
FFTよりも遥かに選択肢は重く、陰鬱なものだ。

収容者たちを放棄させられずとも、何か他の手があるはずだと思っていたラヴィニスは当然ながら猛反対する。だがレオニールはばっさりと切り捨てる。ラヴィニスにはウォルスタの血と、ガルガスタンの血が流れているから理解できないのだと。
カノープスは言う。
それは彼女のせいじゃない。
ラヴィニスだって自分の血で全てを決めているわけじゃない。彼女は彼女の意思で今まで正しいと思う道を歩んできた。
そりゃそうだ。この後に及んでそんなことを言われたら私は逆上する。

ヴァイスも同時にデニムを見限る。
彼は戦闘に加わらないが、ラヴィニスは戦闘に第3勢力として参戦する。容赦なくこちらを狙ってくるので、回復させつつ強引に突破することになった。

戦闘中繰り広げられる各キャラとラヴィニスのやりとりが辛い。プレザンスが思いとどまるように言っても、彼女は皮肉にもこう返すのだった。半分の血は虐殺を企てたデニムたちへの裏切りの血が流れているんだと。

カチュアはデニムについていくと決めた。
たとえそれが人から命を奪う行為だったとしても。