セール中で100円というお手頃価格だったのでプレイ。
もともとは1986年のゲームらしく、それを2008年に3DSソフトとしてリメイクしたのが本作らしい。

殺人事件を捜査、推理していくゲームなのだが、お手つきがほとんどないゲーム。
選択肢をミスったらアウトの分岐点まっしぐらとかそういうのはない。捜査の進め方によって若干情報の出に差はあるものの、基本的にはコマンド総当たりのゲームである。だから、捜査が進展しない=調査が不十分というのが明確だ。
ただ、このコマンド総当たりは一つもれると全部当たり直しになる。
延々と同じ話を聞き続けると、あるところでぽろっと新情報が落ちてくることもざら。
そしてその情報を元にまた総当たりをするのである。

上司は嫌な感じだし、警察署に戻るたびにコーヒー勧められるけど、鑑識で証拠品を調べてもらって情報を手に入れるのは楽しい。捜索とか逮捕は検事の許可がいるのだが、丁寧に捜索する場所や人物名をリストアップしてくれているので次はあいつか………と目星をつけるのに役に立ったり立たなかったり。間違えても「もう少し調べてからにしろ」と言われるだけでペナルティがないのもいい。そもそも、あれだけ人間がいてアウトを取られるシステムだったら結構しんどい気が………。

神宮寺シリーズと違って刑事なので、バンバン情報を聞いて、鑑識結果を聞いて、即検事から捜索令状や逮捕状をとるこの身軽さよ。しかし重要参考人としてしょっぴかれていった人たちの中には、いやいやいや!お前かなり黒いじゃないか!みたいなのもいる。違う罪で結局逮捕されていく。
そしてしょっぴく度に町から人が消えていく。あれ、これでいいんだっけ。
自分で逮捕し、家主がいなくなった家を再捜索する姿は最早ホラー。でも新しい手がかりはこういうとこにある。もうこの家は捜索したし逮捕したから用無し!ではない。最後まできっちりみっちり、総当たりである。

なので、推理力はさほどいらない。
どちらかというと小説を一気読みする感覚で、全てにぶち当たっていくと次第に事件の全貌が明らかになっていくようなゲーム。人物の多さに最初は誰がどこの人かわからなくなるが、そこは気合で。

暇つぶしとしてはとても面白いゲームだと思った。