西城路に着いた。ここは川か用水路みたいなものが流れてて、その上に街があるらしい。
すぐそこにいた義眼屋が、さっきの気功師は様子がおかしかったけどあんたはなんともないのか?と聞いてきた。ウェイのことかなあ。ウェイは西城路に来た時点でもう呪われてたからね。他にはへその緒屋、軍装屋、貝殻屋、昆虫屋など。比較的まともっぽい。貝殻屋はどうやら貝粉を調合してくれるみたいだけど、原料持って来ないとダメなのかな。結構貝粉を使うのでちょっと欲しい。
途中にいた老路人に、向こうの街の様子を見てくる代わりに橋をかけてやろうと言われた。義眼屋のところの端末に届いているメールをチェックしている間に橋を架けておくという。あんまり不思議に思ってないけど、これだけ離れているのに端末にメールが届いているかどうかがわかるって結構すごいんじゃないか。今までの人は大体端末の近くにいる人だったし(ナビ除く)。
メールはウェイからだった。どうやら呪いが解けたことで正気に戻ったらしい。スネークはやはり小黒を狙っていることと、小黒が西城路の歪みの中にどうたらということが書いてあったが、文字化けしてしまっている。端末はどこに行っても調子が悪い。
戻ってきたら橋が架かっていた。海明大廈でカーメルマンションと読むらしい。途中に売薬屋と蛇屋がいた。
中でグエンという人物について話を聞く。グエンは写真家で、「繁栄と陰」という写真集を出すために各所で撮影をしていたらしい。そしてこの西城路に迷い込んだ。そのグエンに小黒らしき人物も会っていたという。しかしグエンはベトナム語を話すので、翻訳機がないと会話ができない。近くにいるJCならベトナム語を話せるから通訳にしたら、と女路人に勧められたのでまずJCのところへ行く。ピアス屋か…びん屋と相性が良さそうだなあ…。
グエンのところへ行ったが日本語でおkだったので戻る。最後に「…JC」と言った気がする。
彼がピアス屋のJC。さっきのオネエチャンというのはやっぱり小黒のようだ。西城路と龍城路がつながってしまったが、グエンは小黒に頼まれてその道を教えてしまったらしい。二つの街は本来繋がっていない街。だからいずれ元に戻った時、街と街の間の空間は消えてしまいとても危険な状態になる。だから、その扉を閉めるための鍵を龍城路の錠前屋が作ってくれたのだそうだ。小黒はびんが欲しかったらしいが…なんのために?グエンの出世石についても話していたようだけど、ピアス屋はあんまり詳しくないそうだ。とりあえずグエンが開けてくれた扉の向こうへ行くことに。
道とも言えない道、トンネルのようなところを歩いていたら小黒のイメージが流れてきた。やっぱり彼女もここを通ったのかもしれない。
そして扉の先には懐かしい龍城路とびん屋。
びん屋はピアスを手に入れていたくご満悦な様子。でっかくて綺麗なんだけど、ちょっと手持ちのびんには入らないんだよな…と愚痴っていたので、さっきピアス屋にもらったピアスを見せたらそっちに食いついた。代わりにそのちょっとでかいピアスをくれたが、これ小黒のじゃないか。
いやいや同じじゃない、一緒にするな。大体手持ちのびんには入らないピアスなんだろう?そしたらこの小黒のピアスだってびんには入らないんじゃないのか?と思ったけど、びん屋はすごく嬉しそうなのでそのままびんを貰うことにした。そのまま熱くびんに入れたピアスについて語るびん屋を置いて、鏡屋やぜんまい屋の様子をみてきたけど通常営業だった。鏡屋は相変わらずのマイペースで、何故空間が歪んだのかとかこちらから鏡を調整して西城路へ行くことはできないのか考えていた。
奥には錠前屋とえび剥き屋の子ども。錠前屋には西城路のグエンに扉を開けてもらったことを咎められた。危ないからあんたが向こうに戻り次第扉に鍵をかけるからなと釘を刺される。そしてよくわからない古い鍵もくれた。
えび剥き屋、お前いくつなの…。まあポジティブな人間が龍城路に残ったっていう感じだね。
この人も無事だった。昔は裸で不安だったけど、今はこうして格子と鍵で守られているから安心できるんだそうだ。錠前屋がしっかり鍵を閉めているところを考えるとなんだか微笑ましい風景。
さて、龍城路の状態も確認してピアスとびんも手に入れたので西城路へ戻る。








