ホテルを去ったリンとセレステは、駅のホームで別れる。
グロリアがフェルトン家に復讐することがわかった今、リンとこの地を離れることはできなかった。
愛する家族のためにセレステは留まることを選び、リンと再び「世界のてっぺん」で会おうと誓う。

だが、この後の展開は前作の通りだ。
家出から戻ったセレステが見たのは、グロリアによってすでに内部から崩壊した実家の姿だった。父も変わり果て、洗脳され、母と共に監禁されてしまった。セレステはその後なんとか一人で逃げ出し、スウェーデンに渡り幾年もの歳月を経てマダム・スベンスカとなった。そして彼女はこの物語の聞き手であるマンニ氏に、二人の最後を語る。

結局、彼女たちは再会しなかった。連絡もなかった。
リンは何度も「世界のてっぺん」へ行き、そこでセレステとの再会を夢見た。
だがセレステはそこへ行くことはなかった。グロリアから逃げ出し、記憶を失って異国の地に渡ったからか。

でもリンはセレステのことをずっと追っていたのだろう。
何も思い出せないのなら、それが一番よいと判断したのかもしれない。
しかし媒介としてワイマンの後継者として覚醒してしまったリンもまた、普通の人生を歩むことはできなかった。ワイマンが患っていたアルツハイマー病をリンもまた発症してしまった。この時点でセレステとリンの年齢は64、5歳くらいか?リンは最後にセレステに会うことを望んだ。この時点でセレステはまだリンのことも忘れていたのだろうか。だが、車椅子に腰掛け、虚ろな目の女性の手に触れた瞬間に全てを思い出した。そしてリンは穏やかな顔でこういうのだ。

「ジェン………………」

この一言に全てが詰まっていた。
彼女はこの翌日に息を引き取った。そして、セレステはリンが残した「14人のジェニファー」の記録を持ち帰る。その中の遺族に次々と話をしていったのかどうかはわからないが、最後の「ジェニファー」であるレイチェル・マンニの弟に記録を渡し、全てを打ち明ける。これが「Remothered」の全容だ。

あれ?ちょっと待って?
これ3部作だって聞いたんだけど実は2部作?なんか綺麗に全部すっきりまとまっちゃってない?
英語のwikiとかざっと見たけど、続編ありそうもなくね?んー?
一応このBroken Porcelainの発表時に、製作者のクリス・ダリルが「3部作の2作品目を作ることができて嬉しい(意訳)」みたいなことを言っているのだけど、これ以外のストーリーとなると何を出すんだ。最後の一話で何を語るんだ。これが一番謎だよ!!