バイオの黒幕といえばウェスカー。作品が増えるごとに黒幕も増えていくが、そのウェスカーをなるべく簡潔にまとめてみた。

バイオハザードはあまり考察向けではない。
ゲーム中に得られる情報はアーカイブ頼りで、解体新書などを読んで脳内設定を補完しているが、ゲームそのものも多種類・小説や漫画、映画なども展開しており、それらすべてがトゥルーなのだとしたら、手に負えない量である。

自分の覚書も兼ねてwikiなどからの情報をまとめている。
ゲーム内の情報だけでは真実からは遠いかもしれないが、少しずつまとめたら何か形になるんじゃないかなと思ったり。公式の設定からずれてるかもしれない。

  • 生物工学を専門とした科学者である→のちにアンブレラに所属。
  • ウィリアム・バーキンとは友人であったが、後にライバルとなる。
  • t-ウィルスの開発が佳境に差し掛かったところで、科学者としての限界を感じ、諜報部に転属希望し、アンブレラのライバル企業に転身しようとする。
  • アンブレラの手配でS.T.A.R.S.の隊長に就任。ライバル企業への手土産としてt-ウィルスやB.O.W.のデータを採取するため、洋館事件を利用して実戦データを得ようとするも、クリスらによって阻まれる。
  • 洋館事件の際タイラントによって殺されたように見えたが、実際はウィリアムからもらったよくわからない謎のウィルスを注入しており、死亡していなかった。なお、この謎のウィルスは後述のウェスカー計画によって投与されたものである。

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  • 洋館事件後、アンブレラのライバル組織でもあるH.C.F.のメンバーになる。H.C.F.についてはこちらの記事でも書いている。
  • しかしながら洋館事件での失敗のせいで、H.C.F.からは無能扱いされる。
  • 汚名返上のためウィリアムが開発したGウィルスの奪取を試みるも、アンブレラの工作部隊(U.S.S./ハンクら)、レオン、クレアの妨害のため失敗に終わる。なお事件後にGウィルスはなんとかサンプル採取できた。
  • ラクーンシティに残っているS.T.A.R.S.を始末するため、ネメシスを操ってブラッドやジルらを襲う。なお操ったB.O.W.の痛みも共用している。
  • t-Veronicaウィルスを入手するためロックフォート島へ赴くが、アレクシアが予想以上に手強かったことに加え、クリスらの妨害により失敗する。最後にt-Veronicaを投与されたスティーブをサンプルとして回収した。
  • 南米にt-ウィルスやt-Veronica、B.O.W.などを売り渡していたが、それらと戦闘するレオンやクラウザーの姿を見守っていた。
  • 洋館事件の後、アンブレラ幹部のセルゲイにいろいろ邪魔されていたことを恨んでおり、アンブレラのロシア支部でバイオハザードを発生させる。わざと政府に知らせることでクリス達を呼び寄せる。
  • その後アンブレラ裁判に様々な研究データを提出したことにより、アンブレラが全面敗訴、これで同社を完全崩壊に追い込んだ。

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  • アンブレラ崩壊後は、自らがアンブレラを再興させるために活動を始め、スペインを本拠地として活動しているロス・イルミナドスが持つ寄生虫プラーガに目をつけ、それを奪取しようとする。しかしまたしてもレオンに邪魔され、エイダにも裏切られて「支配種プラーガ」を入手することはできなかった(「従属プラーガ」は入手)。その後「死んだ支配種プラーガ」を入手したことで、ウロボロス計画を立てる。

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  • 「ウェスカー計画」のことを知る。

スペンサーはウィルスを使った強制進化で自らが新人類の創造主となる野望を成就するため、完璧な肉体と頭脳を持つ従順な被験者を育成することを計画し、世界各地から才のある子供を集めてその全員に「ウェスカー」の名を与え、アンブレラによる庇護や極秘裏の監視下で英才教育を施した後、全員に様々な手段で謎のウィルスを投与させ、生き残った者を次の段階へ移行させようと目論んだ(同期でライバルのウィリアム・バーキンからアルバートが受け取ったウィルスも、実は自身に投与させるための策略であった)。
しかし、この実験はアルバートを除くほとんどのウェスカーが死亡するという結果に終わり、アークレイ研究所で発生した生物災害事件(「洋館事件」)のトラブルも重なって計画は頓挫してしまう。唯一のウェスカーとなったアルバートの資質と成長にスペンサーは満足していたが、真実を知ったアルバートは自らがスペンサーの野望に取って代わることを決意し、彼を殺害した。

Wikipediaより

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  • トライセルと共にバイオテロを仕掛ける傍で、ウロボロス・ウィルスを研究し始める。
  • この時点でウェスカーの中には「t-ウィルス」「G-ウィルス」「t-Veronica]などが混在しており、体内のウィルスを安定させる薬を使うようになっていた。これらのウィルスがもたらす自我の崩壊や理性の喪失、制御面での問題を克服させた上で、更にそのウィルスらよりも上位の存在である「ウロボロス・ウィルス」を完成させようとする。
  • ウロボロスを世界に拡散することで、自分と同じようにウィルスに選ばれた者のみを残した世界を築こうと画策する。しかし結局クリスらによってその野望は阻まれた。ここでウェスカーは死亡する。

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  • 「ウェスカー計画」では、ほとんどが死亡してしまったが生き残った者もいた。血の繋がりがあるわけではないが、アレックスは妹に当たる。
  • 息子がいる。彼もウェスカーの力を引き継いだのか、すべての始祖ウィルスに耐える抗体の持ち主である。

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……ざっとまとめるとこうなる。ほぼコピペ。
まとめていて思ったのが「とことんツイてない人」だった。
生物工学者としてウィリアムと研究していた頃はうまくいっていたのかもしれない。しかしその後ウィリアムとの差を感じてしまい、諜報部に転属したところから人生が狂っていったような感じ。
洋館事件しかり、S.T.A.R.S.の抹殺しかり、プラーガの入手しかり……。
新しい所属先になったH.C.F.でも無能扱いされ、プライドの高いウェスカーにはさぞかしこたえたことだろう。なんとかしたいと足掻いても、クリスらによって毎回阻まれてしまう。

でも、トライセルと組んでいた頃は一応バイオハザードを起こしていたようだし、B.O.W.も売りつけたりしていたのでそれなりに成功していたのでは?と思うが、ウェスカー的にこんなレベルでは満足できなかったのだろうな。
更にスペンサーからウェスカー計画のことを聞き、自らの出生について明かされた時、もしかして彼は「やはり自分は選ばれた人間なのだ」と思ったのではないか。だからスペンサーの野望を奪った。
自分を阻むものばかりが生きているこの世界のバランスを変え、自分と同じようにウィルスに耐えうる”強い者”だけが生き残る世界を作ろうと考えた。あらゆるものを踏み台にしてのし上がってきた彼にとって、ウロボロスはまさに「死と再生」の象徴だったのかもしれない。