責めるべき存在

血に濡れた手は最早英雄のそれではなく虐殺王と呼ぶにふさわしい。

このガルバ、煽りよる。
しかし理由はどうあれデニムが虐殺王と呼ばれるのは避けられない。それはどちらの民にとっても同じだ。
信じるものが一体何なのか、その先に一体何があるというのか。
そしてそれを責めることができるのは……。

街道で護送中のラヴィニスと再会。ただ体の中に流れている血が半分ずつというだけで仕打ちが逆転するのがこの世界だ。私には想像もつかない。ラヴィニスは際立って何かをしたわけではなく、ただ正しいと思ったことを貫いただけだ。

デニムとの再会で揺れるラヴィニスの心にプレザンスが語りかける。
「おまえを助けたいのだ」と。
生きている限り許しはいくらでも得られる。だからまずは生きることだと。

あー。
プレザンス本当にいいキャラだよなあ。色々なキャラとの会話が発生するのがまた憎いところ。大抵の場合スタメンだし。

この一言が切ない。どうあがいても血を返ることは出来ない。
血、血、血……。どこにいっても血。
混血故に疎まれ、半端者と謗られ、それでも生きていくラヴィニスは強いと思う。
ラヴィニスはラヴィニス。それ以外の何者でもない。血や一族の柵から離れているからこそ見えている世界もあるだろうし、考え方もあるだろう。それはカノープス達にも言えるかもしれない。彼らもまたこの地に流れてきた他所者だから。

バルマムッサの虐殺

公爵は収容所を開放して同胞を蜂起させる目的だとデニムに話した。だから彼らはこの街にきたのだ。けれど、実際に収容されていたものたちの口から出てきたのは、もうこれ以上争うのは嫌だという言葉だった。
ヴァイスはなんとかしようとするが、収容されていた者たちの答えは変わらない。
そんなときレオナールがデニムに声をかけた。

………まあプレイヤーは知ってるんだけど。
今回はLルートなのでこれには頷かざるを得ないのだが、ロウ(正義)というルート名に皮肉を感じる。
FFTよりも遥かに選択肢は重く、陰鬱なものだ。

収容者たちを放棄させられずとも、何か他の手があるはずだと思っていたラヴィニスは当然ながら猛反対する。だがレオニールはばっさりと切り捨てる。ラヴィニスにはウォルスタの血と、ガルガスタンの血が流れているから理解できないのだと。
カノープスは言う。
それは彼女のせいじゃない。
ラヴィニスだって自分の血で全てを決めているわけじゃない。彼女は彼女の意思で今まで正しいと思う道を歩んできた。
そりゃそうだ。この後に及んでそんなことを言われたら私は逆上する。

ヴァイスも同時にデニムを見限る。
彼は戦闘に加わらないが、ラヴィニスは戦闘に第3勢力として参戦する。容赦なくこちらを狙ってくるので、回復させつつ強引に突破することになった。

戦闘中繰り広げられる各キャラとラヴィニスのやりとりが辛い。プレザンスが思いとどまるように言っても、彼女は皮肉にもこう返すのだった。半分の血は虐殺を企てたデニムたちへの裏切りの血が流れているんだと。

カチュアはデニムについていくと決めた。
たとえそれが人から命を奪う行為だったとしても。

雨の街と湿地帯

ここ難しかったな。除霊するのに気づかなくて消耗していく一方だった。以前は王道の除霊の呪文書を持ち込んだけど、今回は割とゴリ押しでいけた。このあとに仲間になるヴォルテールとサラ、MOBのようだけどちゃんとウォーレンレポートに記載されている人物なんだよね。最初はそんなにたくさんユニットはいらない、と思って加盟させたようなさせてなかったような……。
しかし、今回も雇った汎用ユニットをNにしてしまい苦労しそうな予感……。

この辺りの言い回し好きだな。ラヴィニス絡みなので新しく追加されたんだろうけど、ふわふわした世界のゲームではなく、どろどろした民族やなんやかんやのゲームだと言うのを改めて示してる気がする。

死者を操るニバスを攻めるプレザンス。だがニバスは言う。その屍を生み出しているのは一体誰なのかと。ああ………と気づいたのは恥ずかしながらこの周回だった。
デニム達も、他の勢力も日々争い死者が幾人も増えていく。
この目の前の死者が無尽蔵に現れ、倒れても復活する地獄のような様子を引き起こしたのは一体、誰か。

物語は大きく転換の時を迎えた。

運命の輪をもう一度

難しくて長く遊べそうなゲームをやりたくて、アーカイブで買ってVITAでプレイ。

あー、そうそう。このやりとり。懐かしいね。
FFTもそうなんだけど細かいドットが動くのが一番好き。シナリオも簡単でハッピーとはいかない複雑な話で、ウォーレンレポートも合わせて読むとかなり遊べる。というか、そもそも前回はルートの途中で終わってなかったか……?
調べたらL→Nにいく途中で挫折したっぽい。アロセールの機嫌取りに苦労した模様。
今回もL→N→Cの順で行こうと思う。さて、ちゃんとDLCまでたどり着けるかどうか。

バイオハザード

クリムゾンレッドが怖いという理由でやらなかったバイオリマスター。
なんでもいいけど漢字で省略した紅頭は、クーロンズゲートやったあとだとホントウと読んでしまうな。

最初は何も気づかずジルでスタート。選んだ選択肢からしてEASYだと思っていたのだが、それよりも低いVERY EASYだった。それはともかく、あれも怖い、それも怖いでなかなか新鮮な感じだった。ただしあまりにも怖くてクリアしたのは8時間くらいだったかな。行ったり来たりしているせいで半端に倒されたゾンビが復活していたり、岩にすり潰されたりしたものの死んだ回数自体は流石に少なかった。
ただ、原点回帰というか原点なのだがやはり怖い。知っていてもリサは怖いしクリムゾンヘッドも怖い。

だが、このSwitch版のバイオハザードのいいところ。

そう、B.S.A.A.のクリス&ジルが使えるのだ。これはかなり嬉しかった。
別に初代なんだし普通の人間だった2人でいいんじゃない?と、思ったのだが個人的に5のクリスが一番好きなのでテンションが上がった。
こんなゴツい体でもヨーンやネプチューンに怯んだりして結構楽しい。
新米の皮を被ったベテランのレベッカを励ます姿も様になっている。
レベッカについては嫌いではないが、ゼロであれだけハンターだのなんだの倒しておいて、密室でハンター一匹に何を怯んでいるんだ、と思わなくもないがゼロは後付けだし仕方ない。
ただ、B.S.A.A.コスチュームにしているとレベッカは強制的にウェスタンな服になるので緊張感がなくなる。そのくせ監禁されている相方はデフォルトなので、終盤でのテンションがちょっと下がる。
ジルだったら最後バリーとクリスが「ここはまかせろ!」といい、クリスだったらレベッカとジルが「ここは私たちに任せて」と言ってくれるところ。ここでB.S.A.A.スタイルだったら大変かっこいいのだが………見ることは叶わないようだ。

で、最初はEASYより上なんかやらない!ここまで!と言っていたのだが、なんとか頑張ればNORMALで3時間クリアもいけると聞いて動画などを参考にしつつジルでプレイ。

結果は全然ダメだったものの、5時間以内クリアで無限ハンドガンを入手。それが楽しくてクリスでもう一周したところ、フォレストゾンビとインビジブルが解禁。
そして調子に乗ってHARDで遊んでいたところ、角から出てきたフォレストゾンビにぶつかり、反射的に撃ってしまい見事に爆死。

流石にこれ以上頑張れるとは思えないが、無駄を削げば3時間以内だけはなんとかなるのではと思っていたりする。