0147の正体について

ゲームそのものは比較的簡単で爽快感もそれなりにあり、適度な謎解きもあって簡単なバイオだのかわいいバイオだの言われている本作だが、前作に続いてそれなりの設定があるので私はそっちばかり見ている。

それで謎なのが墓守りが埋葬した「0147」である。
その「0147」はアレキサンダーがブチギレたウイルス紛失事件に関わっている。独自ルート(おそらくトマス)から手に入れた赤道ウイルスを盗んだ「0147」はディックが調査した頃にはもう死亡しており、墓園に埋葬されたという。ディックはそれで「はい、おしまい!」となったのだが、疑問点はいくつも残る。

  • 盗まれた「赤道ウイルス」の行方を追っていない
    ただし、元々ディックはこの捜査に乗り気じゃなかった
  • 墓守りは一体何がしたかったのか
    →廃棄された実験体をなんとかしようとしていた。
  • まさか前作のジョージじゃないよな……?
    →だとすると、内部からなんとかしてウイルスを入手したくて実験体を手懐けようとしていた?
    (ジョージはニューギニア時代を知る数少ない人物でエリスの協力者)
  • 結局墓守りは「処分」された。
    彼が持っていたという遺品はディックの所に残されたというがそれは一体何か。

もう少し考えがまとまったり新しいことに気付いたら更新する。

もし仮にジョージなのだとしたら、彼は鳩笛を使って鳩を調教することもできたし、トマスの指紋ロッカーを開けたりしていたので実験体をなんとかしようとしていたとしてもおかしくない。あの洋館にジョージは既にいなかったが、脱出に成功していた可能性も高い。

だが、墓守りの日記は割と単調で、言葉を選ばずに言うとあまり賢そうではない。
そしてスターダスト製薬のやっていることを知っているジョージなら、死体袋が動いたくらいでいちいち頭がおかしくなりそうだとか日記に書かない気もする。わざとやってるかもしれないが。

うーん。ボトルネック。

0147が最後まで手放さなかったという「赤道ウイルス」。墓守りは意図的なのか不明だが「あれ」と言葉を濁している。もしかしたら貴重なものだということは理解していたのかもしれない。0147のことを嗅ぎつけられたとき、墓園の鍵をこっそり隠しておけば「隠しておいたものを取りに来られる」と言っている。その「隠しておいたもの」とは?0147が握っていた「赤道ウイルス」以外のものが浮かばないのだけど……。

ウイルスについて

このゲームにはいくつかのウイルスが存在する。

以後考察中なので適宜補足あり。

ヘヴンダスト

ニューギニアで発見された新種のウイルス。
元々見つけたのはオウムガイというバイオテク研究会社の科学研究チームである。
プロトタイプはニューギニアの原始食人部族「トク族」の血液に由来している。このウイルスは宿主細胞の自己修復能力を促進するが、感染者の性格を残虐的にすることがある。一連の事件の後(恐らく現地住民と研究所の争い)、ウイルスはアメリカに渡り「スターダスト製薬」が開発を続け、改善型が「ヨーロッパ」と名付けらた。
改善されたのは、ウイルスがニューギニアで対応するタイプであり、ヨーロッパなどの寒帯及び温帯気候に対応しなかったため。
ホフマン等が掲げているような「人類の永生、人類の生の主導権(=人類の肉体の自己修復)」に対して、犠牲=ソンビ化する存在が多すぎるのが最大の欠点である。
(前作のエリスからのメール)

オルディントンはどのような気候でも共存できる「ヘヴンダスト」を育てようとする。
トク族に近い者をスタッフ募集の名目で集め、勝手に被検体にしてしまう。

ヨーロッパ-I型

トク族との血液類似度が63%の「第一宿主」から採取に成功したのが「ヨーロッパ-I」。念願の温帯適応性を持っているものの、宿主の新陳代謝を抑えられず不要な細胞の大量発生、腐敗の加速、更に致命的なのが知能の退化であった。
当然ながら「宿主」がいなくなってしまうとオルディントン計画が失敗してしまう。トマスはここで植物との合体をすることに可能性を見出した。

ヨーロッパ-II型

オルディントンが「第二宿主」(スティーブ)から抽出した新しいウイルス。トク族との血液類似度が99%であり、実験はほぼ成功といえた。こちらのウイルスも温帯適応型を持っているが、宿主に激しい変異を起こさせると同時に様々な機能を高める。新陳代謝が制御可能な範囲であり、現状ではこれが最も有力なウイルスである。

赤道ウイルス

トク族という民族が持つ血液はヘヴンダストに酷似していた。
熱帯研究区での研究は順調に進んでいた。赤道ウイルスは宿主に細胞の修復を促進させるが、この赤道という暖かな環境から離れてしまえば弱体化してしまうのが欠点である。
赤道ウイルスはヨーロッパと違って直接「ヘヴンダスト」と熱帯植物から生成したウイルスである。この植物の分泌物の量によって赤道ウイルスを作ることが出来るのだが、手順を間違えてしまうと「ヨーロッパ」に変化してしまう。
赤道ウイルスはトク族のもつ血液と同じサンプルを集めることで、新しい観点からウイルスを開発した。
トク族の持つ仮面に何やら謎がありそう。

赤道ウイルス-II型

トマスが発見した赤道ウイルスをアレキサンダーが改良したもの。
ヨーロッパ-II型に感染させた植物の胞子から抽出することができ、その威力はヨーロッパを上回る程。例えヨーロッパに感染した個体であっても赤道ウイルス-II型に再感染させることができる。
現段階では植物が短時間で巨大化してしまうほど強力で、沈静化もしくは無力化させるためにはかつてホフマンが研究していた分裂抑制剤を使う必要がある。
また「暴虐もの」はその性質上赤道ウイルス-II型に感染しづらいが、弱っている時はその限りではないらしい。植物を巨大化させてしまう赤道ウイルス-II型と暴虐もの、この2つが合わさるとまさにそれは「巨人」になる。

HEAVEN DUST 2 トマス

元凶その2。
洋館研究所からはいち早く脱出してこちらも機会を狙っていた。
(なお1には「トマスの信奉者」というEDが用意されているがそれはトゥルーではない)

元々は一研究員だったようだが、オルディントンが彼の研究に目をつけて計画を採用した。なお、トマスの研究は「ヘヴンダスト」をベースにしているが、植物胞子を配合した赤道ウイルスが専門である。

赤道ウイルス

なお彼はスターダスト製薬にすべての研究を受け渡すつもりはなく、自分の研究成果を買ってくれる企業に身を移すことも検討している。

1998.1.15 曇り
赤道ウイルスに興味津々な会社がいくつかある。このチャンスで慎重に選んだ方が良い。全部の希望をこの研究に寄せるつもりはない。その他、部屋の秘密の道はもう直した。その道を使って洋館から離れる。それで万全だ。

その後彼は第一研究所にいたアレキサンダーに話を持ちかけ、一時的に協力関係を得ることに成功する。互いの腹の黒さは知っているが、当面の利害は一致ということか。
しかしながら第一研究所の爆破後のトマスの行方はまたしても不明である。

HEAVEN DUST 2 オルディントン

洋館研究所の所長。
アレキサンダーが怪我をしたことで所長に昇格した。
トマスの影響なのかトク族に関して興味を持ち、一部のパスワードをトク族の数字符号にするほど。

トマスの研究を批准しオルディントン計画と名付ける。
彼自信もホフマンと同じで、人類の細胞を再生させるウイルスを開発して、人類を老いや病気から人類を救うことを心情としている。ウイルス研究ということでよからぬことばかり噂されるが、ゾンビ化はあくまで副産物だというスタンス。彼は自分の目的を崇高なものだと思っているため、ゾンビ化することに関しては取るに足らないことだと言っている。

スティーブが研究所のやばい情報を集めてリークしようとしていることを把握しているが一笑に付している。だが一方で「ヨーロッパ」に感染した社員が増え、洋館研究所の中も最早逃げ場所がなくなってきた。

最後にオルディントンは「ヨーロッパ-II」型とセーフティハウスに隠れこんだ。