キリよく40で終われると思ったらまさかの電子レンジでやりなおしだった。霊師が男油を落としたのはこういう事態を避けてねと言う意味だったのかも…。しかし普通のダンジョンではないから、体力ゲージはないので回復はあんまり意味がないのでは。
というわけで改めて妄娘。
かわいいようだけどこのあと非常にグロいことになる。負けるともっとグロい。あまりオススメしない。
ここでキッズの形見のモンスターROMをぶつけて妄想勝負。当然勝つ。しかし、ここの妄人はもう吸い込まれてしまったようだった。馬山童も、電光掲示板男たちもみんな。その奥に現れた不自然な壁の奥に、あの年画があった。
玄機との再会。今までの玄機とは違った玄機。運命を受け入れられず、妄人であることを選択して長い間生きてきた玄機は、玄武として運命が定まっていることを悟り、その運命を受け入れるために再び長い時間をかけて人生をやり直してきた。自らに架せられた運命について考えながら。けれど、どこまでが運命でどこからが自分で選んだ道なのだろう。風水師が来なかったら…自分は、どういう人生だったのだろう。
でも見立ては行わなければならない。彼は玄武として、羅盤に宿った。
もうこれで残すのは青龍のみ。馬山童がいなくなり、崩壊した妄人路をあとにする。
ここでディスクをチェンジするのだが、このときに変えるディスクは青龍のディスクだ。プレイヤーもまた青龍のもとへ導かれていく。静まり返った龍城飯店でセーブをする。あと倒すべきなのは妖帝のみ。
龍城飯店の外は、もう街とは呼べない世界に変貌していた。
その中に現れたのは四天王。彼らは木彫りの仏像を、すなわち残る神獣である青龍を手に入れまさに今その封印を解かんとしていた。彼らの声は重なる。ここに風水師がいるのは、我々を蘇らせるためだったのだという。しかしそうだったとしても、はいそうですかというわけにもいかない。彼らにぶつけた命玉は、葬られた多くの馬たちを呼び覚ました。馬の大群…馬の嗎…。これは、いつだったかネットの会員の誰かのメールで、假鳴が巻き起こっていたときに暗示されていたことだ。馬の大群がみえるとメールにはあった。
馬たちは四天王に襲いかかり、踏みつぶし押し倒していった。それはまるで今まで無惨に犠牲となった動物たちの復讐のようだった。
四天王が消えた今、残されたのは妖帝である。彼に立ち向かうためには、マダムが言っていたように退魔の札と五岳の図の二つを使わなくてはいけない。この戦いに負ければ、世界は終わってしまうのだ。陰界も、陽界も。
退魔の札と五岳の図で妖帝がひるんだ隙に仙人像(本物)で仏像となった僧侶を蘇らせ、素早く見立てを行う。
これですべての神獣の見立てが終わった。玄武、白虎、朱雀、そして青龍。
拠り所であった力を失った妖帝もまた消えていった…。
世界は均衡を取り戻した。ようやく太陽の光が九龍に差し込む。陰と陽の世界は互いに接していながら、重なることもないところに再び落ち着いた。邪な力は去った…と言う山高帽男。その正体は、最初に出会った愛萍(アイピン)だった。
「古い友も、古い思い出も、決して消え去ることはありません」
彼女の言葉は、多くの人と別れた身にずしりと響いた。
…これで、全て終わった。しかし壊れてしまった世界が戻るわけではない。
荒れた地をどこへいくでもなく進むと、何故か壁の向こうから蘭暁梅が現れた。
しかし、その暁梅はなにものかの腕に捉えられて……








