保安部の新人ライトの日記。


ライトの日記 その1

1998.3.12 晴れ
 いい話だよ、ようやく入職できた。今日から、俺は正式に第一研究所の保安になった。銃を装備した時の気持ちは最高だ。でもこの気持は長く続かなかった。特殊部隊のやつらは全員すごい装備を持ってるな。
 リーダーが教えてくれた、あいつらも今日はじめてここに来たんだって。奇遇だな、役割は違うけど仲良くなれるといいね。

1998.8.15 曇り
 おおむねにいうと、もうこの仕事には慣れた。ジョーがとても親切にしてくれたから、保安部の全員はもう家族のようになった。日記を書く習慣はジョーに笑われた、今更だれが日記を書くかよって。まあ…でも業務は沢山教えてもらった、銃の使いはだいぶ上手くなったよ。
 特殊部隊の同僚と射的大会とかを参加してもっと交流したいけど、向こうは自分のグループに専念しているようだ。業務的に担当する地域が違う。特殊部隊はウィーラーのチームを担当するが、俺たちは研究の方を担当してる。あまり話せる機会がないね…まあ、時間はまだ長いから、チャンスはきっとあるかな。

ライトの日記 その2

1998.9.17 晴れ
 今日はちょっと意外な事があって、変わりのない保安生活に変化をくれた。スコットとパトロールに行った時は不法侵入者を捕まえた。自分は記者だと言い張ったが、やっぱりジョーの所まで送った。最近パトロールの時は注意したほうがいいとジョーに言われた、外部が研究に対して悪い噂が流しているらしい。そんな不法侵入を絶対に止めてみせる。

1998.11.28 晴れ
 もうすぐ研究所の35周年の記念日が来る。突然だが、その日にここで記者会見を挙げると公表した。元々手間を掛けなきゃ忍び込めない記者が堂々に来られるなんて、運がついたね。
 しかも記念日のセキュリティーは特殊部隊が担当するから、俺達はちょっと休めるようになった。これは嬉しいね。

ライトの日記 その3

1998.11.30 曇り
 明日は記者会見だ。ジョーに明日俺たちも会場へ行ってリラックスしてもいいと言われた。嬉しいよ、明日は雨がふらないように。

1998.12.1
 こ、こわい…会場に怪物が溢れて、見かけた人を全部噛んでしまった。まるでホラー映画の現場みたい…信じられない。銃をとった、早く行かないと…

ライトの日記 その4

 やっと記者を何人連れ出したが、トンネルは崩れていた。誰かが俺たちを止めようとしてるようだ。
 逃げるのが不可能だ。先ずは金属盾を見つけないと、それがあればまだ旧館までいけそう…
 地下駐車場に手がかりがあるはずが、そこの怪物が恐ろしい、なんとかしてそいつらを殺さないと。もしかしてそっちのドラム缶は役に立てるかも…神様、どうか…

ライトの日記 その5

 運がついたな。ドラム缶を置く時に怪物が全然出なかった、しかも地下トンネルも意外に見つけた。研究所の構造が本当に複雑だね、旧館と新館との間に地下トンネルがあるなんて全然知らなかった。軌道車はめっちゃ遅いけど、順調に旧館の方に来た。
 でもここの安全も長くはない、もっと奥に行かないと。そこは「尾鰭の鍵」でこそアンロックできる部屋がいくつかあるらしいと以前ジョーから聞いた。墓園の地下の墓で合鍵がある、見に行かなきゃ。

ライトの日記 その6

 心の準備はできたつもりだが、ここの全てが吐き気をもよおしてる。こんな沢山の死体の袋が勝手に置いてあって…今は会社あるいはアレキサンダーを思い出すたびに不気味さを感じる…一体どんな組織を守ってるんだ?ジョーはこれを知ってる?
 この地下の墓園はまるで巨大の死体処理基地のようだ。ここで残りの死体を焚いて、侵入者のために罠までたっぷり用意した。ああ、その中の部屋から恐ろしい叫び声が聞こえる、しかも聞き覚えのある声だ。あの墓守り?首になったはずだけど。
 よし、よそのことを考えるな、集中しろ、進まなきゃ。

ライトの日記 その7

 その先の部屋にいる怪物は恐ろしい…
 今まで見た全てはまだ科学実験の範囲に入れるが、その怪物からはその狂った科学者の悪趣味しか感じられない。なぜ変異体に鉄製の鉤をつけた?そんなハロウィーンのモンスターのようにして。これは元々人間だろう、これも忘れたか?
 可哀想なやつ…あの時はディックの所まで送るべきじゃなっかた…でも…そんなことが起こるなんて…どうでもいい、俺にはそいつを安息させる義務がある。背中にある大きい目は予想通りに弱点だったらいい。よし、俺にグッドラック…失敗したら、すくなくともこの悪夢から逃れられる…