「選ばれし騎士たち -Holy Blockheads- 」
クリア後、町の教会に戻ってからの会話。

オイゲン
「悪いな。お前も疲れてるだろうからさっそく本題に入るが・・・
あのローブの野郎共のこと、聞かせてもらえねえか?

アーサー
「え・・・どうしてそのことを・・・

オイゲン
「この町にいるほとんどの連中が
お前達と奴らとのやりとりを夢で見たんだよ。
あの時俺はカウンターで酒を飲んでたんだが、
いきなり、あの神殿の映像が頭の中に流れ込んできた。
みんな同時に眠らされて同じ夢を見させられたらしい。
いや、ありゃ夢とはいえねえのかもな・・・
あまりにもリアルすぎる。
なのに意識を失っていた時間はほんの一瞬だ。
何しろ、手に持ってた酒ビンが床に落ちるまでの間にその夢は終わってたんだからな。
ともかく、俺達の見た夢が本当にあったことなのか確かめておきたかったのさ。
すまねえが、何があったか一から説明してくれねえか?

オイゲン
「成る程な。
俺達の見たのはやつらの目から見た風景だったのか。
で、とにかく『精神の海』って所を越えて
『始原の地』に行かなきゃならねえわけだ。
そして『悪魔』にならなきゃいけねえ、と・・・
これがどうも引っかかる。
悪魔になるってのはどういうことだ?
悪い事すりゃいいのか?
ものを盗んだりとかよ。
なら、この町の人間は半分以上が悪魔だぜ。

司祭ティアラ
「彼らは言いました。
悪魔とは『新しい世界』の到来を妨げる者、と。
以前クムランさんもおっしゃっていましたが、
『新しい世界』の到来を心の底から拒む者が悪魔なのではないでしょうか・・・

オイゲン
「裏を返せば、俺達はまだ心の底から『新しい世界』の到来を拒んでるわけじゃねえってことか?
心のどこかでそのクソつまらねえ世界がくるのを望んでいるのか?

>>サディーヤがくる

オイゲン
「おう、サディーヤ。どうだった?

毒術士サディーヤ
「体の傷はもう治っています。
ですが・・・

オイゲン
「心の傷か・・・
そりゃショックだろうな・・・
いきなり自分が道具だなんて言われたらよ。
おまけに、奴の姉貴が貴族共にやられた酷い仕打ちも、あいつの一族の悲劇も、
全部奴らの計画の内だった。
しかも奴らに傷1つつけることも出来ねえんじゃ、
生きていくのも嫌になるぜ。

毒術士サディーヤ
「でも、あの姉弟には死ぬことすら許されていないのです・・・

オイゲン
「やるせねえ話だな・・・

毒術士サディーヤ
「ところで、先程の言葉のことなのですが・・・
『預言者を復活させる用意』と彼らは言いました。
そして、自分達のことを『神の代弁者』とも言いました。
矛盾していないでしょうか?

オイゲン
「ん? どこがだ?

クムラン
「私もそれが気になっていました・・・
『預言者』とは。神の意志を人々に伝える者のこと。
アノイア教におけるアノイアがそれです。
ですが、彼らは自分達のことを『神の代弁者』と言った。

オイゲン
「・・・ハァ?

司祭ティアラ
「聖書によれば、アノイアの13の弟子達は、
神の子アノイアと同じように神の声を聞いたわけではないのです。
神の声を聞いたのは預言者であるアノイア唯1人のみ。
十三聖者は、アノイアの言葉を民に伝えたに過ぎないのです。

オイゲン
「あのよ・・・
全然話についていけねえんだが・・・
分かるように言ってくれ。
お前ら3人に囲まれると自分が猿みたいな気分になってくる。

司祭ティアラ
「す、すみません・・・

オイゲン
「いいよ。
謝られると余計に情けなくなる。

クムラン
「1つだけ明らかなこと・・・
舞台にまだ登場していない重要な俳優が1人いるということです。

オイゲン
「それが預言者か?

クムラン
「はい。
『人々の神を求める声が高まり、
復習と怒りを司る忌まわしき魔物が天界の神殿を血で汚した時、
第二の預言者あらわれる・・・』
この聖書の記述のうち、残念ながら、『神を求める声』と
『復習と怒りを司る魔物』については既に条件が満たされてしまいました。
あの場に第二の預言者が現れたわけではありませんが、
その登場も時間の問題ではないかと・・・

オイゲン
「なんだかな・・・
いつの間にかこの無法者の町が世界を救う戦いの最前線になっちまったんだ?
今までは酒や借金のことを考えてりゃそれでよかったのに、
いきなり相手は神サマだ。
俺にはまだ全然ピンとこねえ。
世界だの神サマだの十三聖者だの言われてもよ。

クムラン
「そうですね。
でも、世界を救うなどと大げさに考えなくともいいと思います。
まだやりたいことがある、話したい人がいる・・・
それだけでいいのではないでしょうか。

オイゲン
「そうだな・・・
まあともかく先に進むしかあるまい。
だろ、クムラン。

クムラン
「ええ。

オイゲン
「悪かったな。
疲れてるのに呼び止めてよ。

クムラン
「疲れを充分に癒して下さい。
『精神の海』にあるものはおそらく人間の心・・・
そして十三聖者は『精神の海』には最も自分を知る者と行きなさいと告げました。
今までの魔物から考えて、自分自身、もしくは仲間の心の何かが具現化するのではないかと考えられます。
仲間を信頼し戦い抜いて下さい。
皆さんなら出来るはずです。