
2011年にSteamで配信されたこの作品、RPGツクールで作成された少し懐かしいテイストのゲーム。
『To the Moon』は、人生の最後に思い残すことなく死を迎えさせてあげるための仕事に従事するふたりを主人公にしたアドベンチャー。「月へ行きたい」という老人の願いをかなえるべく、行動するふたりが描かれることになる。
最初はグラフィックが粗めのドットで、斜め移動もできないのもあってあまりテンポがわからず、「これ面白いのだろうか…」と不安になってしまったのだが、心配は無用。
ピアノを基調としたBGMが素晴らしく、ドット故に想像で捕捉される点も多いし、簡潔なテキストなのに世界に引き込まれてしまい、あっという間にエンディングまで行ってしまった。
シリアス、コメディ、いろんな要素は入っているものの、やはりシナリオがよい。
あまり書くとネタバレになるので控えておくが、単純ではないところが良い点だと個人的に思った。シナリオの目線が細かく切り替えられるので、それらのパーツを読み取って考えることでプレイヤーも没入することができた。
プレイ後は目から鼻水が出るほど。
映画1本分くらいの時間で遊べるかと。
難易度も低く、謎解き要素もあるが難しくないし、パズル要素なども大きなペナルティはない?のかな。私は最初時間をかけすぎるとクライアントが死んでバッドエンドになるのか、などと思っていたけどそういうことはないと思う、多分。
現在はSwitchでも配信されているので、疲れた人に是非。
(疲れている時ストレス発散の方法の一つとして泣くことは良いこと)