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Blogという媒体の位置

旅行記の合間にふと思ったことを。
今でこそBlogって当たり前になってて、日記として利用している人もたくさんいるけど、一昔前はHTMLを組んだり、レンタルの日記なんかを借りたりしてたなぁ、と。それに比べると、Blogは本当に便利だなと思う。ある程度の形が用意されていて、それを利用するだけなのだから。

でも、それに伴う弊害だって当然ながら発生する。
気軽さゆえの弊害というべきなのか、その書いた情報がWWW上にあるということを忘れてしまう。WWW上にあるということは、すなわちインターネットにつなぐことができれば誰でも見ることができる情報だということ。それは防ぎようのないことだし、当たり前のことである。
そして、誰がそれを見ているのか特定することは難しい。

ミニPCやデジカメの普及に伴っていろんな人が日記としてBlogを使っているけれど、その内容は本当にWWWに流しても大丈夫なものなんだろうか?他愛のない話ならいいけれど、個人を特定できるような内容であったり、中傷であったりしたらこれは問題になってしまう。実際にそういった問題があり、訴訟になったこともあるし、企業などではそうした動きを警戒したりすることもあるという。たかが個人のBlogだし、誰も特定できないと思っているのかもしれないが、Blogをよく読めばその人が大体どんな人なのかが想像できる。それがもし、自分の身近な人・存在だったとしたらどう思うだろうか。mixiにも限定公開という機能がついていて、限られた人にしか日記を公開しない設定にもできるものの、WWW上にあるという点では変わらないと思う。

私は、Blogを更新するときのルールとして、これから書く記事が「情報」となるかどうかを考えて、単なるつぶやき・ボヤきに終わりそうなときはHTMLなり、mixiに逃げるようにしている。なんというか、私の頭が古いだけなのかもしれないけれど、Blogは性質上どうしても情報を発信する媒体としての機能が優れているので、どうでもいいことを書くのはためらってしまうのである。自分では身内にしか公開していないつもりでも、WWWに乗ってしまえば関係ない。
いつ、誰が、どんな形で見るのかはわからない。アクセス数として残されたうち、どれだけが私のことを知っているのかもわからない。インターネットの世界は、そういう面もあるということを、忘れてしまってはいけない気がする。

◆たぶんいちばんわかりやすい参考 Wikipedia[p-n_emoji_20]ブログとは
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