Citron*days


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「迷宮物語」

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【迷宮物語(Manie-Manie)】

1989年のアニメーションです。見たことある人もいるんじゃないでしょうか。
「ラビリンス*ラビリントス」「走る男」「工事中止命令」の全3話のオムニバス形式の作品です。子どもの頃に見たときは、なんだか不気味でただ怖かった記憶しかないのですが、大人になってから改めて観てみると、アートに近いような作品であったのだなぁ、と思いました。

「ラビリンス*ラビリントス」
少女が迷い込んだのは、不思議な世界のサーカス小屋。現実と虚構を描いた作品。 冒頭のコンピューターゲームのような映像など、斬新なアニメーション技術が使われている。(@Wikipedia
ストーリーではなく、イメージで感じる作品かな、と私は思いました。
監督はりんたろう。キャラクターデザイン、作画監督は福島敦子。
「走る男」
スピードの限界を求め、命を賭けてレースを走る一人の男を描いた作品。(@Wikipedia
彼がそこまでして走ったのは何故なんだろう、と安易に考えることが出来ない作品でした。近未来のレース場を舞台に紡がれたハードボイルド調のアニメーションですが、人によっては少し怖いと思う描写もありますので、視聴の際はご注意を。
監督、脚本、キャラクターデザイン、作画監督は川尻善昭、メカニックデザインは渡部隆、熊谷聡。
「工事中止命令」
ジャングルの奥地、全自動で進む工事に、中止命令を言い渡しにやってきた社員の災難を描いた作品。(@Wikipedia
3作品の中では、最も具体的な映画だと思います。どこか歯車が狂っている世界。明確ではない恐怖が見ている人も襲います。世の中はどんどん機械化が進んでいますが、いつかこういうことが起こらないとも…限りませんよね。
監督、脚本、キャラクターデザインは「AKIRA」でおなじみの大友克洋、作画監督はなかむらたかし。
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