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犬山城下町さんぽ 2

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犬山城は別名白帝城とも呼ばれ、現存する天守は江戸時代に作られたものです。
天守が国宝に指定された4城のうちのひとつでもあります。

Wikipediaによると、天守とはこんな用途を持っていたと考えられています。

天守は、一城の象徴的なものである。天守の起源の一つに関して「井楼」(物見櫓)に求める説がある一方、天守は破損のする可能性のある軍事施設であるが、多大な金・材料・人力をかけて飾られることがある。見晴らしや防御力などの軍事的実用性を求めるのであれば、頑丈な物見櫓がその役を担う。天守はそれに加えて、城主の権威を誇示するための象徴性を求めるのである。ただし、江戸時代前後以降は、前者の実用性が省かれ象徴性のみが重視されるようになる。

何の前知識も持たずに行ったので、ちょっと調べてみたのですが、なるほど…頑丈な櫓(やぐら)でもあり、権威の象徴でもあったのかあ。

中はとても急な階段がいくつもあり、一番上からの眺めは絶景!

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木曽川からの風はとても涼しくて気持ちよく、この風は何百年も前からずっと変わらない風なのかもしれないなあ、とふと思いました。あまり日本の城に興味を持っていない私なのですが、今も昔も変わらない風や川を眺めていると、昔の人も同じものをみていたのかなあ、と考えてしんみりしました。

内部には、篭城の際に城主が座居するための畳敷きの間や、それを守護する武士たちの控えの間などもあり、興味がちょっとわいてきました。

現存している天守はあまりありません。
ほとんどが戦争で倒壊や焼失してなくなってしまい、現在は犬山城を含む12の天守が残っているのみです。当時のままの建造物は遥か昔の人たちの生活を感じられるとても貴重なもので、これからもずっと残っていて欲しいなあ、と思いました。
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