Citron*days


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三国志おわりました

最初に読んだときは、三国無双の勢いで読んでいたので、有名なところ以外はちょっと退屈だなーと思ったんですが、2回目の今回はすごく面白かったです。
吉川三国志は、劉備から始まり孔明に終わるのですが、その間ほとんど息もつけないまま読破しました。流石に後半に差し掛かり、名立たる蜀の武将が消えていくと読む速度も落ちてしまいましたが、それでもなお北伐を進めようとする孔明に魅せられ、読み続けていました。

読み終わった後に感じたのは、怒涛の時代が一つ終わったのだなという気持ち。もちろんこれは1つの時代の流れであり、また実在した人物の話でもあるのですが、そこがまたリアルですっごいなーと思うのです(笑)指輪物語と違って、本当にいた人物なんだ!というところが一番ハマった理由なのかもしれません。また、劉備・曹操を筆頭とした登場人物たちが、どれも個性豊かで激しく、読んでいても退屈しない魅力的な人物ばかりなのです。
いつしかその物語の中にはいりこみ、運命を共にしているようなそんな錯覚に陥っていたようで、終盤に孔明がかつての劉備を思い出したシーンで「そうそう、そうだったよね」と私も深く思い出に浸ってしまいました。

今まで図書館で借りていたのですが、このハマりっぷりに免じて買っちゃおうかなぁ。
久々に三国無双シリーズもやりたいところ…ですが、何故かソフトが行方不明。飽きてしばらくやらないだろう、とどこかにしまったのは覚えているのですが、さてそれはどこであったか…orzこの三国無双のおかげで、吉川三国志内の登場人物は大抵無双グラフィックに置き換わってしまっているのですが、イメージが浮かびやすいのでこれはこれでよいのです。ちょっと喋り方に違和感があることもあるんですが(笑)
おかげさまで、ゲームプレイ中にちらりと出てくる武将の名前も大抵読めるので、非常にゲームも濃くなり楽しく遊べるようになりました。
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