本読んでました
もさもさと読んでいた本のレビューと紹介をしてみようと思います。
なんとなくアフィリエイトリンクになっていますので、お気をつけください。
Amazonも、本の画像だけのリンク作成機能というものを作ってくれたらいいのにー、と思います。ウィジェットとかいらないから(´・ω・)
吉村昭中心になってます。
私は、出版社なんかが書いた作品紹介は参考にするのですが、個人のレビューは偏りがあるためあまり好みません。そのため、自分のもレビューとは言えないかもしれませんが、興味があったら読んでいただきたい本なので是非。
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吉村昭中心になってます。
私は、出版社なんかが書いた作品紹介は参考にするのですが、個人のレビューは偏りがあるためあまり好みません。そのため、自分のもレビューとは言えないかもしれませんが、興味があったら読んでいただきたい本なので是非。
野火/大岡昇平 (新潮文庫)
レイテ沖、敗北が決定したフィリピン戦線で結核を患い、隊を追放され彷徨う一等兵の話。魅かれる文章であり、あぁそうか、と思わせる箇所がいくつもありました。が、ちょっと頭お疲れモードでは「?」となるところもあったので、要再読という感じです。
羆嵐/吉村昭 (新潮文庫)
羆(ヒグマ)こえー、という本ではないところが吉村昭らしい作品でした。
羆は確かに恐ろしい存在ではあるのですが、同時に描かれる人間たちのやり取りが逆に私はぞくっとするような気がしました。けっこう好きな作品かもしれません。
ちなみに実際にあった「三毛別羆事件」という事件を基にしています(ネタバレ注意)。
赤い人/吉村昭 (講談社文庫)
北海道史を知る上では欠かせない存在であった、明治時代の囚人の話です。
数ある吉村昭の北海道を舞台にした話のどれよりも先に読んだものだったので、その後に続く(この時代よりも後の)時代背景をすんなり飲み込めました。下に書いた「破獄」を読むならば、先にこの「赤い人」を読んでおくといいかもしれません。時代は明治維新後です。
破獄/吉村昭 (新潮文庫)
舞台は昭和。戦時、戦後と「脱獄」で名を馳せた実在の人物をモデルにした有名な作品です。映画化もされたので知っている人もいるかもしれません。上の「赤い人」を読んでからだと、明治開拓時代の囚人たちと比較することができるので面白いかもしれません。