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LotR 中つ国第三紀 プレイ1日目

【マニア】
コレクター的要素が強く、対象物に対して、ただ好きなのではなく一種の「専門家」「権威者」であろうとする。選民主義的であり、対象物はメジャーよりもマイナーな作品であることが多く、たまたま対象物がブームになったりすると「堕落した」という理由で対象物から離れてしまうことも多い。
* * * * *
【オタク】
対象物に対する収集癖などにおいては、マニアと同じである。知識をひけらかす際に、マニアには「自慢」が付きまとうのに対し、オタクのひけらかしにはどこか「無邪気さ」が感じられる。自分の好きなもの以外に興味を示さないので、ある意味で唯我独尊的である。
指輪物語またはロード・オブ・ザ・リングにおいては「マニア」の域に達している私ですが、今まで書籍やDVDは漁れどゲームには手を出したことがなかったのです。オンラインゲームとして、ロード・オブ・ザ・リングが登場し、中つ国の種族となって冒険できる!とあったので、当初は興味を示していたのですが、次第に元々の世界観を壊すのではないか、とか思い始めちゃったので結局手をつけていません。
いくつかコンシューマーでも発売されていますが、どれも買うまでに至らず。

が、昨日ゲオにてたまたまGC(ゲームキューブ)の「ロード・オブ・ザ・リング 中つ国第三紀」というものをみつけ、更に値段が¥980と捨て値だったのでちょっくら買ってみました。別に忠実さを求めているわけではないので、どんなもんかなーと思って説明書を読んでみたら、こんな雰囲気でした。
・フロドとかアラゴルンとか主要キャラが主人公ではない。
・↑彼らはどうもゲストキャラクターとして出てくる模様。
・アイテム(オーブ)を集めるとムービーが見れるらしい。
・パッケージには「100以上のオーブ」とあったが説明書には「109個」(…)
・パッケージ裏にはレゴラスらしきエルフが。でもメインじゃない。
・主人公は人間。
・装備を変えると外見も変わる
更に驚き桃の木、Disc2枚組みなのでした。えぇーなんでー。
早くもPSだったか、PS2だったかで出ていたシリーズの方がマシなんじゃないか、という気持ちがひしひしとしてきましたが、とりあえず遊んでみようと思います。GCってのがちょっと操作性の面でネックではありますが、折角買ったGCが眠ったままなので丁度よいかもしれません。

…というわけで、LotRにご興味のある方、以下ネタバレおっけーな人、どうぞ。


とにかくいろいろと突っ込む点はたくさん見受けられたんですが、さくっと序盤のプレイした感想を。

まず、通常のゲームで言うイベントムービーは、ほとんどが映画のワンシーンを使っています。つまりクオリティは最高。ただし、ガンダルフと思われる日本語のナレーションがそれを打ち消しているため、実際の感想はもっと低くなります。吹き替えはちょっとなぁ…[05]
オープニングは指輪が作られた時代から始まり、映画とほぼ同じようにサウロンとエルフ・人間の争いがあり、イシルドゥアが指輪を手にしたものの…という流れで進んでいきます。ムービーはいいんだ、綺麗だから。

ようやくオープニングが終わると、馬に乗ってぽくぽくと歩いてくる主人公、ベレソール。ゴンドール系の濃いおっさんなのですが、いきなりナズグルに襲われて戦闘シーンに。わけわからんし!と思って戦闘してたら、案の定一撃でぶっ倒れるベレソール。絶対死亡イベントなんだろうなー、と思っていたらやっぱりそうで、エルフの女性が助けに来てくれました。
なんという速い展開[44][42]
しかも、彼女がその場でぶちかました水の魔法が、えーとほら、「旅の仲間」でアルウェンが追っ手を川で食い止めるために使った、水流の中に馬がいるように見える、あの魔法だったんです。思わず吹き出した私は悪くない。思い切り地面やんかそこ!(笑)

さくさくとストーリーは進み、このエルフの女性イドリアルはベレソールを「ゴンドールの人間」と呼び捨て、さっさと進んでいってしまいます。そんなさばさばしたエルフでいいんすか。

山の中を進んでいくと、今度は死んだ振りをしているレンジャーを発見。
レンジャーといえばアラゴルンですが、アラゴルンの仲間のエレゴストというおっさんでした。またおっさん。
どうやら装備する武器は弓のようですが、結構強い。でも、戦闘終了後の掛け声が一番ダサい。そういった諸々には目をつぶらないと、この先冒険を続けていくことは難しいようです。

進んでいくうちに、映画の中で指輪の一行が始めてクレバイン(※1)に襲われた場所についたらしく、ナレーションが「我々の通ったあとを見つけたな」とか言って懐かしいシーンが流れるも、今いるところの風景と違うんですけど。…まぁいい、そんな些細なことを気にs(ry)というわけで、どんどん進んでいくと何故か焚き火。そしてイベント。おもむろに火を囲んで話す3人ですが…ちょっと待て、そんなところでガンガン火を焚いていいのか!周りはひらけて、上空からも見下ろせ、かつちょっと後ろにはクレバインが飛んできた場所もあり…。いくら指輪の仲間が先に歩いていったからって、その油断はないべ(;`ω´)

更に彼らは抜刀したまま歩き、ドワーフを仲間にし、やたら強い技を使ってくるオークに殺されそうになったり、モリアの入り口前で水中の守護者に引きずり込まれそうになったりしつつ、モリアの坑道の中に入っていったのでした。そこで、かつてのドワーフの栄光がオークたちの手によって消えてしまったのを目にし、落ち込むドワーフにエルフのイドリアルが一言「私もいずれ復興を手伝おう」。


えぇぇぇぇぇぇええぇぇ(* д )    ゚   。


元々、エルフとドワーフは元々仲が悪いという設定があります。それはもう長い間の確執なので、ちょっとやそっとではお互いに仲良くはできないレベルなのです。映画で言うところのギムリとレゴラスは異質であって、あれは長い間旅を共にしてきたからこその友情であり…出会ったばかりのドワーフにそんな声をかけるなんて、なんて寛大なエルフ。

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あまりの脱力っぷりに今日はモリアのセーブポイントで力尽きましたが、モリアといえばバルログ。戦うんでしょうか。いや、でも彼らは指輪の一行の後ろを歩いているんだから、バルログはガンダルフもろとも…うーん、どうなんだ。しかしバルログの絵があちこちに書いてある=登場フラグ、なんだろうなぁ…。

長々と書いたこのレポート。飽きるまでは書こうと思います(・ω・)ノ

※1 クレバイン…サルマンの手下の生物。
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